内容説明
テレビや新聞で日々報道される世界の動き、その情報の意味がわかっていますか?初心者でもわかる!7つの講義。国際政治を読むための目が「紙上講義」で身につく本。
目次
1時限目 国際政治を動かすのは何か?
2時限目 世界の国々を知る
3時限目 戦争はなぜ起きるのか?
4時限目 内戦はなぜ起きるのか?
5時限目 資源をめぐる争い
6時限目 貿易自由化の流れ
7時限目 人口が変える世界情勢
著者等紹介
蟹瀬誠一[カニセセイイチ]
1950年、石川県生まれ。上智大学を卒業後、アメリカAP通信社記者、フランスAFP通信社記者・写真部次長を歴任。ミシガン大学大学院留学後、1988年に『TIME』誌東京特派員として帰国する。1991年、TBS「報道特集」キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。西側のテレビジャーナリストとして初めて、世界最大のロシア秘密戦略原子力潜水艦タイフーンの取材に成功。以後、各局の報道番組でメインキャスターや海外レポートなどを手掛け、高い評価を受ける。2000年、アメリカのニューポート・アジア・パシフィック大学から名誉博士号を授与される。2004年から明治大学教授。2008年に同大学に新設される国際日本学部の学部長に就任予定。環境NPOグローバル・スポーツ・アライアンス理事。アコーディアゴルフ社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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葉
0
1962年のキューバ危機をゲーム理論的に考え、核ミサイルによる脅しの戦略のナッシュ均衡が利得行列を用いて説明されている。ジョン・フォン=ノイマン、オスカー・モルゲンシュテルン、ジョン・ナッシュ、ラインハルト・ゼルテン、ジョン・ハルサニーの説明がコラム風に載っている。イギリスが綿織物をインドへ、インドがアヘンを清へ、清が茶をイギリスへという三角貿易が書かれている。レアメタルの用途として半導体レーザー、光ファイバー、アルミ缶などがある。中国周辺の話が多い。2014/11/28
ねりうめ
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授業の課題で読みました。広く浅くで知っている知識も多かったですが、これからこの本で学んだことを深くしていけたらと思います。2012/04/26