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「日本封じ込め」の時代―日韓併合から読み解く日米同盟

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  • サイズ B40判/ページ数 193p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569690049
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0230

出版社内容情報

日韓併合と日本占領から日米関係を再検証する。

日米同盟の本質は「日本管理」だった――。金融とメディアを切り口に日韓併合と日本占領のプロセスを再検証し、日米関係の実像を読み解く。

米国の日本占領は、表向きはすでに過去のもの。だが、金融やメディアなどの深層部分には、支配の仕組みが巧妙に残されている。「年次改革要望書」によって、郵政民営化などの米国が望む改革が進み、それに対する批判は、思考停止の対米追従論によってかき消される……。こうした構造は、戦前の日韓併合と重なり合うと、著者は大胆に指摘する。日本は、かつて仕掛けたことを、逆に仕掛けられているのだ。日韓と日米の植民地統治のプロセスを比較・再検証し、経済利権をめぐって「封じ込まれる」日本の現状を明かす。


[目次より]北朝鮮は中国のビジネスパートナー/経済利権をめぐる米英への疑い/なぜ日本は「他国の仕掛け」に気付かないのか/東アジアの金融システムは真空地帯/日本が仕掛けた罠/外地の金融ネットワークを接収する「ビジネス」/延命に向けた日本の妥協と米国の爪あと/英米の金融覇権が招いた日本封じ込め/外資系企業の日本買いが始まる

●第一章 封じ込められる日本 
●第二章 日韓併合とは何だったのか 
●第三章 日本管理とは何だったのか 
●第四章 「隠された植民地化」としての日米同盟

内容説明

米国の日本占領は、表向きはすでに過去のもの。だが、金融やメディアなどの深層部分には、支配の仕組みが巧妙に残されている。「年次改革要望書」によって、郵政民営化などの米国が望む改革が進み、それに対する批判は、思考停止の対米追従論によってかき消される…。こうした構造は、戦前の日韓併合と重なり合うと、著者は大胆に指摘する。日本は、かつて仕掛けたことを、逆に仕掛けられているのだ。日韓と日米の植民地統治のプロセスを比較・再検証し、経済利権をめぐって「封じ込まれる」日本の現状を明かす。

目次

第1章 封じ込められる日本(韓流と嫌韓流;米国が「外国」でなくなった日 ほか)
第2章 日韓併合とは何だったのか(「日本の朝鮮侵略」という定義づけ;ファシズム以前の金融・メディア支配の時代 ほか)
第3章 日本管理とは何だったのか(占領研究の壁;米国は本当に日本の独立を認めたのか? ほか)
第4章 「隠された植民地化」としての日米同盟(日本に残る「列強による東アジア支配」;英米の金融覇権が招いた「日本封じ込め」 ほか)

著者等紹介

原田武夫[ハラダタケオ]
1971年東京生まれ。東京大学法学部中退後、外務省入省。大臣官房総務課、アジア大洋州局北東アジア課を経て、2005年3月に退職。現在、原田武夫国際戦略情報研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風見じじい

0
本の題は日本封じ込めの時代とあるが、日本の朝鮮併合の歴史、米国のGHQの日本占領政策を書いた本でした。朝鮮併合時の歴史や世界情勢について詳しく知ることが出来きました。日本の朝鮮併合では金融政策の成功とマスコミ対策の失敗をGHQが参考にした旨を書いてあったが、その点に関しては納得できませんでした。新書では内容を欲張らず、朝鮮併合問題だけでも良かったのではないかと思います。2013/05/24

kanri101

0
NHKラジオで解説していて気になってたので、読んでみた。今での自分の常識では信じられない話ばかりだったが、説得力のある話で驚きの連続だった2013/01/10

あやみん

0
経済、金融を勉強していない人間には難しい。後で再読したい。六割くらいしか理解していないけど、「日本は現在においても米国の植民地であり、その支配方法の中心は金融とメディアの目に見えない支配。目には見えないが、日本の朝鮮支配を学べば、米国の日本支配も見えてくる」という大枠の論旨に触れられただけでも読んで良かった。近現代史の肝の復習にもなる。「金融とメディアを支配された日本の最後の砦は皇室」という最後の帰結は意外。簡単な記述しかなかったから、この点について続編を書いて欲しい。2012/02/03

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