中国は日本を奪い尽くす

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569690001
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0030

出版社内容情報

真の脅威は北朝鮮などではなく、中国である!

中国が目指す戦略的な目標と戦術とは何か。領土・領海のみならず、日本の経済力・技術力、そして魂まで奪わんとする中国の企てを読む。

中華人民共和国は成立時点から、強力な対日政策、分断工作を開始してきた。それは手を替え品を替え、連携する相手を一転し、昨日までの強硬な主張をも一変させて恥じない、巧妙な戦術を駆使するものであった。対する日本は、中国の対日政策に振り回され、都合のいいように利用されてきた。

▼日本国民が知るべきは、中国はいかなる戦略的な目標によって、いかなる戦術を図っているかである。「靖国」も「歴史認識」も、日本を切り崩し、分断するための戦術の一つにすぎない。中国の目指す戦略的な目標とは、日本と米国、日本と台湾を分断して「台湾統一」を実現し、米国を東アジアから後退させ、日本を東アジアで孤立化させるとともに、日本の経済力・技術力を利用して経済発展を遂げ、それを基盤にした強力な軍事力で「中華帝国」を再興することである。

▼領土・領海のみならず、日本の経済力・技術力、そして魂まで奪わんとする中国の「脅威」に、警鐘を鳴らす。

●序章 「中華帝国の実現」を目指す中国 
●第一章 中国と対峙する「反共防波堤」日本 
●第二章 民間交流、貿易で拡大する中国の影響力 
●第三章 対日工作の勝利 ――日中国交正常化の実現 
●第四章 中国の軍事大国化を招いた日本のODA 
●第五章 「靖国」「歴史認識」で日本無力化を謀る中国 
●第六章 中国の罠に嵌(は)まる日本 
●終章 日本も核武装せよ  

目次

序章 「中華帝国の実現」を目指す中国
第1章 中国と対峙する「反共防波堤」日本
第2章 民間交流、貿易で拡大する中国の影響力
第3章 対日工作の勝利―日中国交正常化の実現
第4章 中国の軍事大国化を招いた日本のODA
第5章 「靖国」「歴史認識」で日本無力化を謀る中国
第6章 中国の罠に嵌まる日本
終章 日本も核武装せよ

著者等紹介

平松茂雄[ヒラマツシゲオ]
1936年、静岡県生まれ。慶應義塾大学大学院政治学専攻博士課程修了。専門は現代中国(軍事・外交)。法学博士。防衛庁防衛研究所研究室長を経て、1987年より杏林大学総合政策学部教授。2005年、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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日・月

1
2006年発行 著者の経歴や政治的主張から、中国への強硬姿勢は少し差し引いて読まねば‥と考えていたが、内容・情報は大変参考になるものだった。1949年の建国以来、長いスパンで計画を確実に結果に導いてきた、恐ろしくも骨太で非情で忍耐強い体質の政府。国内では破格規模の犠牲(失政?)も見られたが、外交では70年代から見事であった。今日のアメリカにとって脅威なのは大きく納得。各要人のヒトとしての強い耐性も察するに‥日本はどう対処するのだろう。台湾への揺さぶりも、70年代からの計画線上だ。アメリカは賢く動けるか‥2023/01/06

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