民法でみる法律学習法―知識を整理するためのロジカルシンキング

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535516755
  • NDC分類 320.7
  • Cコード C3032

目次

序章 なぜ法律をロジカルシンキングの視点からみるのか―法律学におけるロジカルシンキング
第1章 論理的思考方法と説明方法―ロジカルシンキング総論
第2章 論理的思考と図表作成の方法―狭義のロジカルシンキング
第3章 法律学のフレームワークとなる基礎概念・用語―MECEを利用した基礎概念・用語の整理
第4章 法的三段論法とリーガルマインド
第5章 法律の構造と条文の読み方―条文の形式的な意味
第6章 条文解釈の方法―規範の実質的内容の検討
第7章 法的文章の作成方法―ロジカルプレゼンテーション
第8章 民法・私法の基本原則と民法典の体系―民法の全体構造
第9章 時系列に基づく民法の体系―民法各論

著者等紹介

金井高志[カナイタカシ]
1981年東京都立両国高等学校卒業。1985年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1987年慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了(民事法学専攻LLM)。1989年弁護士登録(第二東京弁護士会)。1992年アメリカ・コーネル大学ロースクール修士課程修了(LLM)。1993年イギリス・ロンドン大学(クイーン・メアリー・カレッジ)大学院修士課程修了(商事・企業法専攻LLM)。現在、フランテック法律事務所代表、弁護士。慶應義塾大学法学部・大学院法務研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Haruka Fukuhara

8
こちらのシリーズもアマゾン読み放題に何冊かあって読みました。(知財だけ紙の本にて)この巻はロジカルシンキングを前面に出した本で、法律だけ学んできた真面目な学生にとっては新しい世界を知る機会に、社会人の有能な戦士にはあるいは身近に感じられる世界観で法律入門が語られていていい本なのかもしれないけれど、どっちつかずの自分にはやや違和感のあるスタイルに感じられてしまいました。もちろん色々と得るものは多く、十分おすすめできる本ではあります。一風変わった法律入門という印象です。2017/07/31

リョウ

6
法律の学習で必要な知識なんだけど、意外とまとめて勉強する機会がない概念や解釈方法がまとめられていて、これから法律を学ぼうという人は是非とも読んでおいた方がいい本。ロジカルシンキングを法解釈を例にして説明している本もなかなかない。2012/03/03

tieckP(ティークP)

4
kindle unlimitedに法律書は少ないので読んでみた。論理的な思考は学問に必須として、固有名詞としての「ロジカルシンキング」はそれが苦手な人向けに整理の技法を明示化したものだと思う。このロジカルシンキング体系に法律を組み込んだ本として本書はあるので、法律学習者に薦めるというよりは、ロジカルシンキング人生を送る選択をしたひとに、有効な拡張パックとして薦めたい。個人的には、感覚的に当たり前のことをわざわざこう説明するのだな、でもこういうかみ砕きかたが有効な相手も確かにいるな、と思いながら読んだ。2020/02/29

ひとまろ

4
良著。2014/11/24

ヒデッキー

4
法律をロジカルシンキングで説明しようと試みた本。このような切り口の本は始めてかも。ただ、よくある法律本と同じで文字が多いので、読み込むのが大変。いい切り口なので、折角ならロジカルな流れを図解やフレームワークでマンガチックに説明してほしかった。。2012/07/08

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