ダリウスが飛んだ!

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569689944
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

いじわるな叔母の家から空飛ぶ自転車で脱出!

孤児になり叔母の家でいじめられるダリウス。大好きな家政婦さんと再会するため秘密で自転車を修理していると不思議な老人に出会います。

ダリウスは11歳の少年。熱気球に乗って週末の小旅行に出かけたパパが行方不明になり、ダリウスの幸せな生活は終わりを告げた。大好きな家政婦のミス・ヘイスティングと引き離され、意地悪なインガおばさんと住むことになり、そのうえ近所にはひどいいじめっ子までいたのだ。

▼何をしても叱られ、なれない生活でとことん虐げられ、暗い日々をすごすダリウスだったが、親切な図書館司書のビカースタフさんや、古い自転車を修理しておばさんの家を抜け出すことに希望をつなぐ。そんなある日、自転車修理屋のふしぎなおじいさんと出会い、彼が空飛ぶ自転車の発明家であることを知る。

▼しかし、いじめっ子が入っている兵学校の寄宿舎に入れられそうになるダリウス。しかも、もうすぐ修理が終わりそうだった家出用の自転車を、おばさんがいじめっ子にあげてしまったのだ! 絶体絶命のダリウスだったが……。

▼ラストに起こる奇跡! ドキドキハラハラ、感動の物語。

●1.ダリウスを紹介しよう 
●2.さよなら、ミス・ヘイスティングス 
●3.こんにちは、インガおばさん 
●4.ダリウスは発見する 
●5.ふしぎなできごと 
●6.たくさんの本と自転車 
●7.ダイダロス登場 
●8.リモコン 
●9.翼とロウ 
●10.ダイダロスの家の中 
●11.地面にしょうとつ 
●12.アンソニーのお母さんの恐ろしい考え 
●13.ダリウスの話 
●14.大佐の訪問 
●15.忘れないで、きみは飛べるんだ 
●16.最後のチャンス 
●17.フライボーイ 
●18.地上に戻った 
●19.むかし、起こったこと 
●20.時がたてばわかる 
●訳者あとがき

内容説明

熱気球に乗って週末の小旅行に出かけたパパが行方不明になり、ダリウスの幸せな生活は終わりをつげた。大好きな家政婦のミス・ヘイスティングスから引き離され、意地悪なインガおばさんと住むことになったのだ。近所にはひどいいじめっ子までいた。暗い日々をすごすダリウスだったが、ある日、地下室で古いさびついた自転車を見つけ、ないしょで自転車の修理を始める―。

著者等紹介

ハーレイ,ビル[ハーレイ,ビル][Harley,Bill]
ストーリーテラー(お話を聞かせる人)であり、音楽家であり、作家。20年以上もの間、子どもとその家族向けに物語を書き、各地で語り聞かせてきた。数々の賞を受賞し、グラミー賞にも2度ノミネートされた

日当陽子[ヒナタヨウコ]
翻訳家。東京都在住。3人の子の母。子どもたちが読みたいという本を紹介したくて翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杏子

2
パパが行方不明になり、意地悪なおばさんの家にひきとられたダリウス少年。インガおばさんに酷い扱いを受けてくじけそうになるけど、偶然見つけた古ぼけた自転車を自分で修理しようとして… 次々とまき起こる不幸な出来事にも負けずに頑張るダリウス少年はいいですね! 手を差し伸べてくれる大人たちも。ダイダロスはもちろんだけど、図書館の職員ビカースタフさんがさりげなくよいな、と思いました。 続編があったら、いいな。行方不明のパパを探しに大冒険とか?2010/05/27

そら@真面目にダイエット中

1
出だしから不幸続きのダリウスは、ある日空飛ぶ自転車を目撃して以来、少しの希望を抱きながらなんとかおばさんの意地悪にもいじめっ子アンソニーの嫌がらせにも耐えていきます。読んでいくと、ダリウスにどんどん不幸なことが起こるので可哀相になりますが、ダリウスが幸せになるまでの展開がハラハラドキドキで楽しめます。2010/05/02

Olga

1
幸せだった子どもが、親を失ったことから生活が一転。周囲のいじめに耐えて、ラストは幸せに……という児童文学の定番のような展開はある程度予想がついたけれど、結末には意外な部分もあって、いい意味で裏切られた。2009/10/30

霧雨

0
軽快で読みやすい。終わりが大団円になっているのはいいけど、もう少しその過程を書き込んで欲しかったかな。2013/11/26

すずえり

0
親を失ったダリウスが無理矢理引き取られたのは、意地悪なインガおばさんの家。 おばさんからひどい扱いを受け、近所の子にいじめられながらも、ダリウスは希望を失いません。自転車で逃げようと、ダイダロスに修理を手伝ってもらいます。 チラッとでてくる図書館員がダリウスの心を支えることにもなり、いい味だしてます。 最後まで油断できない展開で、お話としては大円満ともいえる終わり方。どうやら続編もあるようで楽しみです。2010/11/20

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