出版社内容情報
いじわるな叔母の家から空飛ぶ自転車で脱出!
孤児になり叔母の家でいじめられるダリウス。大好きな家政婦さんと再会するため秘密で自転車を修理していると不思議な老人に出会います。
ダリウスは11歳の少年。熱気球に乗って週末の小旅行に出かけたパパが行方不明になり、ダリウスの幸せな生活は終わりを告げた。大好きな家政婦のミス・ヘイスティングと引き離され、意地悪なインガおばさんと住むことになり、そのうえ近所にはひどいいじめっ子までいたのだ。
▼何をしても叱られ、なれない生活でとことん虐げられ、暗い日々をすごすダリウスだったが、親切な図書館司書のビカースタフさんや、古い自転車を修理しておばさんの家を抜け出すことに希望をつなぐ。そんなある日、自転車修理屋のふしぎなおじいさんと出会い、彼が空飛ぶ自転車の発明家であることを知る。
▼しかし、いじめっ子が入っている兵学校の寄宿舎に入れられそうになるダリウス。しかも、もうすぐ修理が終わりそうだった家出用の自転車を、おばさんがいじめっ子にあげてしまったのだ! 絶体絶命のダリウスだったが……。
▼ラストに起こる奇跡! ドキドキハラハラ、感動の物語。
●1.ダリウスを紹介しよう
●2.さよなら、ミス・ヘイスティングス
●3.こんにちは、インガおばさん
●4.ダリウスは発見する
●5.ふしぎなできごと
●6.たくさんの本と自転車
●7.ダイダロス登場
●8.リモコン
●9.翼とロウ
●10.ダイダロスの家の中
●11.地面にしょうとつ
●12.アンソニーのお母さんの恐ろしい考え
●13.ダリウスの話
●14.大佐の訪問
●15.忘れないで、きみは飛べるんだ
●16.最後のチャンス
●17.フライボーイ
●18.地上に戻った
●19.むかし、起こったこと
●20.時がたてばわかる
●訳者あとがき
内容説明
熱気球に乗って週末の小旅行に出かけたパパが行方不明になり、ダリウスの幸せな生活は終わりをつげた。大好きな家政婦のミス・ヘイスティングスから引き離され、意地悪なインガおばさんと住むことになったのだ。近所にはひどいいじめっ子までいた。暗い日々をすごすダリウスだったが、ある日、地下室で古いさびついた自転車を見つけ、ないしょで自転車の修理を始める―。
著者等紹介
ハーレイ,ビル[ハーレイ,ビル][Harley,Bill]
ストーリーテラー(お話を聞かせる人)であり、音楽家であり、作家。20年以上もの間、子どもとその家族向けに物語を書き、各地で語り聞かせてきた。数々の賞を受賞し、グラミー賞にも2度ノミネートされた
日当陽子[ヒナタヨウコ]
翻訳家。東京都在住。3人の子の母。子どもたちが読みたいという本を紹介したくて翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。