ちょっとまぬけなわらい話

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ちょっとまぬけなわらい話

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569689869
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8376

出版社内容情報

思わず“クスッ”とするとんまな話がいっぱい。

「まんじゅうがこわい」と泣く男、「めんどうくさい」と火事でも逃げない親子……ちょっとまぬけな動物や人が登場する13話を収録。

「おやおや、おまえさん。そんなところで、いつまで小べんをたれてるんですか?」そう声をかけると、てい主はねぼけた声で、ぼそぼそと答えました。「それなんだが、今夜の小べんはどうしたことだろう。さっきから、たれてもたれても、いっこうに止まらない」かみさんはびっくりして、雨戸を広ーく開けて、おもてを見ました。すると、雨がしとしととふっておりました。かみさんは、てい主のせなかをポンとたたいて言いました。「おまえさん。よーく目を開けて見てごらん。それは、雨どいから流れて地面に落ちる雨水の音。おまえさんの小べんじゃありませんよ」(「止まらない小べん」より)――ちょっとまぬけな人や動物が登場する落語・こばなしを13話紹介。まんじゅうをこわがる男が出てくる「まんじゅうこわい」は、学校行事などでクラスの出し物にできる落語劇用のシナリオとして収録。「落語まんざい」「落語コント」もあるので、友だちとやってみよう。

●〔落語(音読用)〕大じゃの仕返し(原題 田能久) 
●〔落語(音読用)〕ああ、はつ雪で一句かな(原題 雑俳) 
●〔小ばなし〕当ててみな 
●〔小ばなし〕くさかった 
●〔小ばなし〕よく見とどける 
●〔小ばなし〕手おくれ(原題 医者小ばなし) 
●〔小ばなし〕止まらない小べん(原題 小便) 
●〔小ばなし〕大きな声、小さな声(原題 大声小声) 
●〔落語まんざい〕ものぐさ親子(原題 ぶしょうねこ) 
●〔落語コント〕そっくり顔(原題 猿が似る) 
●〔落語コント〕じいさん、ばあさん(原題 おじいさんとおばあさん) 
●〔落語(りん読用)〕んの字遊び(原題 ん回し) 
●〔落語(落語げき用)〕まんじゅうこわい 
●おもしろくえんじるヒント

内容説明

「まんじゅうがこわい」と泣く男、火事で家がもえているのに「めんどうくさい」と逃げない親子、ねぼけて、いつまでも小べんをする男…。ちょっとまぬけな人や動物が登場するわらい話を13話収録。友だちといっしょにできる「落語コント」もあるよ。

目次

落語・音読用(大じゃの仕返し―原題・田能久;ああ、はつ雪で一句かな―原題・雑俳)
小ばなし(当ててみな;くさかった;よく見とどける;手おくれ―原題・医者小ばなし;止まらない小べん―原題・小便;大きな声、小さな声―原題・大声・小声)
落語まんざい(ものぐさ親子―原題・ぶしょうねこ)
落語コント(そっくり顔―原題・猿が似る;じいさん、ばあさん―原題・おじいさんとおばあさん)
落語・りん読用(んの字遊び―原題・ん回し)
落語・落語げき用(まんじゅうこわい)

著者等紹介

たかしま風太[タカシマフウタ]
本名、高嶋和男。1943年山形県生まれ。1968年に公立小学校の教師となり、30年間務めたのち創作活動に入る。20歳の時に、故・林家三平師匠と出会い、落語の世界に興味を持つ。現在は日本児童文芸家協会会員で、子どもの本や教育関係の本を出版。日本レクリエーション協会公認、レクリエーション・インストラクター

うちべけい[ウチベケイ]
島根県生まれ。武蔵野美術大学卒業。大手広告代理店デザイナーを経て、絵本作家、童画家として活躍中。保育出版物の創作ばなしなども多く手がける。日本児童出版美術家連盟、創作集団プロミネンス各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごん

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たかしま風太さんのシリーズで1番最初に読んだのがどっちもどっち桃太郎です。とても面白く小学生の読み聞かせも好評でした2009/11/23

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