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内容説明
海外の環境先進国は、ごみ処理分野でも地球環境保全に積極的に取り組んでいる。一方、日本は狭い国土で多くの焼却工場を稼働させ、排熱や二酸化炭素を大量に出し、温暖化を加速させ、環境への負荷を生じ続けさせている。本書では、生活者の視点から家庭の生ごみが焼却処理されている現状に疑問を呈し、生ごみリサイクルの必要性を経済的にかつ科学的に説明する。
目次
第1章 生ごみは可燃ごみ?(“可燃”とは「よく燃えること」、「燃えやすいこと」;生ごみは水分が多い ほか)
第2章 生ごみの上手な扱い方(生ごみは貴重な資源である;微生物は地球の掃除屋さん ほか)
第3章 焼却大国“にっぽん”(不要なモノを目に見えないモノにする公共事業;タダは高くつく ほか)
第4章 ゼロウェイスト実現への取り組み(世界に広がるゼロウェイスト戦略;わかりやすいメッセージで市民を啓発する北海道札幌市 ほか)
活動の軌跡 通気式生ごみ保管容器「カラット」の開発と普及(通気式の容器を使うメリット;最初の試行 ほか)
著者等紹介
福渡和子[フクワタリカズコ]
1942年、兵庫県神戸市に生まれる。府立大阪女子大学(現大阪府立大学)卒業後、三和銀行ホームコンサルタントとして勤務したのち専業主婦に。生ごみリサイクル全国ネットワークを立ち上げ、以来事務局長として企画・運営に当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。