出版社内容情報
基本の考え方と製品・施設などの事例を紹介!
ユニバーサルデザインの定義と7つの原則を示し、道具、電化製品、公共施設、街、情報サービスなどにおける事例と工夫点を紹介。
「ユニバーサルデザイン」とは、障害のある人もない人も、子どもも、大人も、お年寄りも、できるだけ多くの人が使いやすいように、製品や建物、環境などをデザインすることです。本書は、このユニバーサルデザインの考え方の7つの原則を示すとともに、この考え方で作られているさまざまな道具、製品、公共施設などを写真やイラストで紹介しています。
▼<序章>ユニバーサルデザインって何だろう?…考え方、7原則/<第1章>いろいろなかたちのユニバーサルデザイン…食器、衣服、文房具、容器、リモコン、おもちゃ/<第2章>いろいろな使い方のユニバーサルデザイン…デジタルテレビ、時計、洗たく機、携帯電話、自動車、案内板/<第3章>まちのユニバーサルデザイン…エレベーター、自動改札、点字ブロック、多目的トイレ/<第4章>サービス・情報のユニバーサルデザイン…映画館、劇場、博物館、図書館、バス、タクシー、パソコン、災害時情報 ほか
●序章 ユニバーサルデザインって何だろう?
●第1章 いろいろなかたちのユニバーサルデザイン
●第2章 いろいろな使い方のユニバーサルデザイン
●第3章 まちのユニバーサルデザイン
●第4章 サービス・情報のユニバーサルデザイン
内容説明
世の中には、さまざまな年れいの人、男の人や女の人、障害や病気のある人、妊娠している人、いろいろな国の人がくらしています。「ユニバーサルデザイン」では、このようなすべての人が安心して快適にくらすことができる社会をどのようにつくればよいかを考えます。この本では、みなさんの理解を深めるために、まず、ユニバーサルデザインとは何かを解説し、その後、四つのテーマに分けて説明しています。
目次
序章 ユニバーサルデザインって何だろう?(ユニバーサルデザインの考え方;ユニバーサルデザインの7原則;わたしたちの社会とユニバーサルデザイン)
第1章 いろいろなかたちのユニバーサルデザイン(食器・食事で使う道具;衣服;文房具;容器1(持つ・注ぐ)
容器2(開ける・取り出す)
リモコン
おもちゃ)
第2章 いろいろな使い方のユニバーサルデザイン(デジタルテレビ;時計;洗たく機;携帯電話;自動車;案内板)
第3章 まちのユニバーサルデザイン(見つけてみよう!駅のユニバーサルデザイン;見つけてみよう!道のユニバーサルデザイン;見つけてみよう!公園のユニバーサルデザイン;見つけてみよう!すまいのユニバーサルデザイン)
第4章 サービス、情報のユニバーサルデザイン(映画館・劇場・博物館;図書館;バス・タクシー;携帯電話;パソコン;ユビキタス・ネットワーク;災害時の情報;ユニバーサルデザインとバリアフリー)
著者等紹介
柏原士郎[カシハラシロウ]
1941年徳島県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。武庫川女子大学教授・大阪大学名誉教授。工学博士。日本建築学会賞受賞(1989)。専門は建築計画学、建築人間工学など。第5期大阪府住宅まちづくり審議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。