内容説明
ゆきのあさ、にわにできると、てんてんてん…小さなあしあとがつづいていたの。ぼくはそれをみながらあるきだしたんだ。4~5歳から。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年、旧満州に生まれる。日本女子大学(通信)卒業。作品に『車のいろは空のいろ』(日本児童文学者協会新人賞・野間児童文芸推奨作品賞、ポプラ社)、『ちいちゃんのかげおくり』(小学館文学賞、あかね書房)、『おっこちゃんとタンタンうさぎ』(野間児童文芸賞、福音館書店)、『だあれもいない?』(ひろすけ童話賞)『雲のピアノ』(以上、講談社)などがあり、児童文学の第一人者として活躍中
やまわきゆりこ[ヤマワキユリコ]
1941年、東京都に生まれる。上智大学卒業。実姉中川李枝子さんとコンビの仕事が多数あり、その楽しい絵は、日本ばかりでなく外国でも高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たーちゃん
22
息子の読みが当たってネズミが出てきました。息子は「ぐりとぐらも出てくるかもよ」と言っていました。2022/08/01
ほんわか・かめ
14
思わず言ってしまった「きらい!」という言葉。たぁちゃんとともちゃんがケンカ別れしてしまった翌朝、こねずみたちかおうちに招待してくれました。仲直りしたい気持ちがすれ違ったままなことが気がかりで、こねずみたちがやきもきしたみたいです。心がむずむずするくらいかわいくてキュンとしちゃいます。〈2008/PHP研究所〉2025/03/31
Cinejazz
13
〝この前の土曜日、仲良しの<たあちゃん>と<ともちゃん>が、「よもぎの原」の真ん中で喧嘩した。 ともちゃんの風船を飛ばしてしまったから。「ごめんね」って謝ろうとしたとき 「たあちゃんなんか、嫌い。あたし帰る!」...翌朝は雪。たあちゃんが外に出てみると、部屋の窓の下に小さな足跡を見つけました。その足跡を辿っていくと「よもぎの原」まで続いていました...昨日までなかった赤い煉瓦の家から子ネズミが迎えてくれました。家の中には、ネズミの家族と昨日喧嘩した、ともちゃんがいて・・・!〟心温まる絵本。👦🎈👧2023/11/24
いっちゃん
10
ケンカした時、自分からなかなか謝れなくても、こうやってお互いが三回ふりむいたことがわかると、嬉しいね。2014/12/22
いっちゃん
8
友達と喧嘩したとき、こうして仲直りさせてもらえるなんて、いいね。でも、たあちゃんはごめんたけでなく、ありがとうも言いそびれた。学んでよ~2016/01/05