出版社内容情報
エジプトからやってきたミイラくんのお話。
大エジプト展でツトムくんはこどものミイラを見つけました。ツトムくんが夜中に博物館へしのびこむと、突然ミイラが目を覚ましました!
ツトムくんと犬のペスは港にやってきました。港にはたくさんの船がとまっていて、貨物船から荷物が運び出されています。その荷物は、町で開かれる「大エジプト展」で使われるエジプトの珍しいものだと貨物船の船長さんが教えてくれました。ツトムくんとぺスが荷物を運びだす様子を見ていると、荷物からこどものミイラが落ちました。すると、ミイラの目が動き、笑ったように見えました。
▼それから一週間たって、大エジプト展が始まりました。ツトムくんとぺスも大エジプト展に行き、港で見たこどものミイラを見に行きました。でも、ミイラはぴくりとも動きません。「あのミイラはきっと生きているにちがいない」と思ったツトムくんたちは、夜中に博物館に忍び込みました。すると、あのこどものミイラが起き上がってツトムくんに話しかけてきました! ツトムくんはミイラくんを家に連れて帰ることにしました。
▼ツトムくんとミイラくんの楽しくも切ないお話です。
内容説明
「はくぶつかんにしのびこんで、こどものミイラをみてみよう。きっといきてるにちがいないもん」ぼくたちは、よなかにこっそりいえをぬけだした。4~5歳から。
著者等紹介
にしかわおさむ[ニシカワオサム]
福岡県に生まれる。絵本作品に『おばけとこどものおうさま』(ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞・PHP研究所)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちゃん
いっちゃん
遠い日
ロイヤルミルクティ
ドント