出版社内容情報
フクロウは、なぜ学問の神になったのか?
古代のギリシャやローマでフクロウは学問の神として大切にされてきました。フクロウと人間との関わりを明らかにしたノンフィクション。
人間と古くて深い関わりを持つ神秘の鳥・フクロウ。写真とイラストを多用し、生態に迫ったノンフィクション読み物です。既刊が課題図書や感想画コンクール指定図書にも選ばれた国松俊英先生の「鳥シリーズ」最新作です。
▼目次―1.東京・池袋のフクロウ/2.日本のおなもフクロウ(フクロウはどんな鳥か、フクロウ―昼はかくれる鳥、アオバズク―初夏にわたってくる、シマフクロウ―アイヌの村を守る鳥)/3.世界のユニークなフクロウ(メンフクロウ―すぐれた耳を持つ、アナホリフクロウ―他人の穴を借りる、シロフクロウ―白夜の世界で生きる)/4.フクロウは不吉で恐ろしい鳥だった(フクロウのいい伝え、父母を食らう鳥)/5.フクロウは知恵と学問の神(女神・アテナの従者、ヨーロッパから明治の日本へ)/6.フクロウのむかし話を読む/7.フクロウの研究者に話を聞く/8.八ヶ岳のフクロウを保護する(フクロウ・プロジェクトのはじまり、23個の巣箱をかける)
[1]東京・池袋のフクロウ
[2]日本のおもなフクロウ
[3]世界のユニークなフクロウ
[4]フクロウは不吉で恐ろしい鳥だった
[5]フクロウは知恵と学問の神
[6]フクロウのむかし話を読む
[7]フクロウの研究者に話を聞く
[8]八ヶ岳のフクロウを保護する
内容説明
フクロウは、夜になると活動をはじめる鳥です。暗やみでも見える目とかすかな音も聞きのがさない耳でえものをとらえる、すぐれた夜の狩人です。古代のギリシャやローマでは、フクロウは知恵と学問の神として大切にされてきました。親しみある顔つきや姿は、いまも絵画、民芸品、石像となって人びとに愛されています。この本では、その生態から人間とのかかわりまでを広く探りました。フクロウの魅力と不思議にせまる一冊です。小学中級以上。
目次
1 東京・池袋のフクロウ
2 日本のおもなフクロウ
3 世界のユニークなフクロウ
4 フクロウは不吉で恐ろしい鳥だった
5 フクロウは知恵と学問の神
6 フクロウのむかし話を読む
7 フクロウの研究者に話を聞く
8 八ヶ岳のフクロウを保護する
著者等紹介
国松俊英[クニマツトシヒデ]
滋賀県生まれ。同志社大学卒業。日本児童文学者協会、日本野鳥の会会員。童話創作のほか、野鳥と自然、スポーツ、人物を取材したノンフィクションを書いている
関口シュン[セキグチシュン]
1957年東京都生まれ。漫画家、西洋占星学研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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花林糖
☆すずか☆fighters!o(`^´*)
かいと
あちこ
こるた