出版社内容情報
条約をイラストをつかってわかりやすく解説!
条約の解説だけでなく、子どもたちが困ったときにすぐに対応できるようにQ&Aを豊富に採用。あわせて救済機関なども紹介した絵事典。
国内で起きている幼児虐待や、こどもたちを巻き込んだ事件。海外ニュースで報道される人身売買や少女による売春。こどもたちを取り囲む環境は大きくかわってきました。今やこどもたちが、こどもたち自身で身をまもることが必要な時代になってきています。「こどもの権利条約」絵事典では、条約に盛り込まれた(1)愛される権利~こどもの基本的権利、(2)自分らしく元気に大きくなる権利~成長発達するためのいろいろな権利、(3)社会の中で大きくなる権利~市民的自由、(4)特別な助けを求める権利~特別なニーズを必要としているこどもの権利、について具体的な事例をひきながら、こどもたちにわかるように詳細に解説をしています。また、こどもたちが「こどもの権利」をいかすために、どのような活動をすればいいのか、また虐待などを受けた際の相談窓口はどこか、なども併せて紹介しています。条約の全文も掲載しているので、大人もつかえる絵事典になっています。
●こどもの権利ってなぁに?
●愛される権利―こどもの基本的権利
●自分らしく元気に大きくなる権利―成長発達するためのいろいろな権利
●社会の中で大きくなる権利―市民的自由
●特別な助けを求める権利―特別なニーズを必要としているこどもの権利
●こどもの権利をいかすために
目次
愛される権利―こどもの基本的権利(“自分らしく思いやりのあるおとな”になる権利(成長発達権6条)
呼びかけ向き合ってもらう権利(意見表明権12条) ほか)
自分らしく元気に大きくなる権利―成長発達するためのいろいろな権利(遊んだりのんびりしたりする権利(休息・遊び・文化的活動への権利31条)
自分の力をのばす権利(教育への権利28条・29条) ほか)
社会の中で大きくなる権利―市民的自由(秘密を持つ権利(プライバシーの権利16条)
自由に考えたり行動したりする権利(思想・信条・表現の自由13条~15条))
特別な助けを求める権利―特別なニーズを必要としているこどもの権利(障害を持ったこどもの権利(障害を持ったこどもの権利23条)
悪いことをしてしまったこどもの権利(少年司法37条・39条・40条) ほか)
こどもの権利をいかすために(助けを求める権利(自分の権利を使おう!とくに12条・19条・39条)
おとながやらなければならないこと(おとなの役割と責務とくに5条・12条・18条) ほか)
著者等紹介
木附千晶[キズキチアキ]
DCI日本支部機関誌『こどもの権利モニター』編集長。「オウムのこどもたちの一時保護を検証する」で第12回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」に入選。社会学的・心理学的視点からこどもなどについての論稿を執筆
福田雅章[フクダマサアキ]
DCI日本支部代表。一橋大学名誉教授。山梨学院大学法科大学院教授
森野さかな[モリノサカナ]
絵本作家
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