とっておきのどうわ
きょうはいい日だね

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  • サイズ A5判/ページ数 76p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569685366
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

話すのが苦手な一年生がどんどん変化して……。

一年生になったしゅうへいは、絵ばかり描いていてあまり話しません。でも、先生の楽しいアイデアで、彼は少しずつ変わっていきます。

しゅうへいは一年生になりましたが、学校の教室でなかなか声をだすことができません。絵は得意なので、教室でもひとりで絵ばかり描いていました。担任のあい子先生は、友達に「もう少し待ってあげてね」と話します。先生には秘策があるようです。

▼ある晴れた図工の時間に、先生の持ってきたTシャツに着替えると、みんなそれに好きに絵を描きました。しゅうへいも元気に絵を描きます。次にしゅうへいのお父さんが、スイカの畑をクラスみんなに作らせてくれました。みんなでどろんこになりながら、畑を耕します。しゅうへいは、体を動かしみんなと触れ合う中、少しずつ声が出はじめました。夏、スイカの収穫のあとは、ハロウィンのかぼちゃのようにくりぬきながら、スイカで顔をつくりました。楽しくて楽しくて、しゅうへいは思わず「きょうはいい日だね」と大きな声を出しました。

▼学校を舞台に数々の名作を生んでいる作者が描いた、一年生を励ます幼年童話。

内容説明

一年生のしゅうへいは、学校へくるとこえがでなくなってしまいます。「もんのところにこえどろぼうがいるんだ。すがたはみえないけどぼくだけねらわれているんだ…」―小学1~3年生向。

著者等紹介

宮川ひろ[ミヤカワヒロ]
群馬県に生まれる。新日本童話教室に学んだ後、『びわの実学校』に投稿。主な作品に『夜のかげぼうし』(第8回赤い鳥文学賞)『つばき地ぞう』(第3回新美南吉児童文学賞)

藤田ひおこ[フジタヒオコ]
香川県に生まれる。児童書や教科書の挿絵、絵本を中心に活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenbo

2
ぼくもすいかのおばけを作ってみたくなった。2009/09/16

へっくん

1
Tシャツに絵を書くなんておもしろそうだな、と思いました。ぼくも、すいかでハロウィンの顔を作ってみたいです。2009/06/01

しょうま

0
15/100 2012/09/20

ゆー

0
「教室でしゃべれなかったしゅうへいくんが、だんだんしゃべれるようになるお話だよ」と長女。場面緘黙のお話なのかな?と思ったけど、そうではないようです。いろいろな子がいるなって知れる本です。小2。2021/07/04

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