出版社内容情報
脳の働きを中心に体と心のしくみを解説。
体のしくみと心の動きを、脳のはたらきを知ることを通して理解する絵事典。心と体を活性化させるヒントがたくさんあります。
体のしくみと心の動きを、最新の脳生理学の研究成果をもとにした「脳の働き」を知ることを通して理解できるユニークな絵事典です。「テストで差がつくマル秘勉強法は?」「スポーツ万能でクラスの注目を浴びるには?」など、スポーツや勉強をより効果的に進めるための科学に裏付けられたヒントがたくさん入っています。
▼著者の久恒辰博氏は東京大学大学院助教授で、脳は老いても成長するという学説を発表し世界的に注目されている脳生理学者です。『「幸せ脳」は自分でつくる―脳は死ぬまで成長する』(講談社プラスα新書)という一般向けの本もあります。この絵事典では児童向けに図を使って脳と体の連関をわかりやすく説き、脳の活性化の具体策を提示しています。
▼もっといい点をとりたい、逆上がりができるようになりたい、記憶力をアップさせたいなどの夢は、脳のしくみを知れば必ずかなうという、久恒氏の励ましが伝わってくる元気の出る絵事典です。
●第1章 脳とはいったい何だろう?
●第2章 脳と体はどんな関係にあるのだろう?
●第3章 脳と心はどんな関係にあるのだろう?
●第4章 ここが知りたい!脳と体のQ&A
目次
第1章 脳とはいったい何だろう?(脳とはどんなもの?;脳の中はどうなっているの? ほか)
第2章 脳と体はどんな関係にあるのだろう?(脳と体をコントロールする自律神経;呼吸をコントロールする肺 ほか)
第3章 脳と心はどんな関係にあるのだろう?(脳の働きを見てみよう;どこでものを考えているの? ほか)
第4章 ここが知りたい!脳と体のQ&A(朝ご飯を食べるとかしこくなるって本当?;好きな子ができた!この気持ちは何? ほか)
著者等紹介
久恒辰博[ヒサツネタツヒロ]
1964年生まれ。1987年、東京大学農学部農芸化学科を卒業後、同大学院農学生命科学研究科に進み、農学博士号を取得。その後、東京大学農学部で栄養成分の持つ細胞生理作用に関する研究に助手として従事。1994年から1996年にかけて、米国国立衛生研究所(NIH)で神経再生に関する研究を行う。1999年より、東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻助教授として研究チームを率いる。顕微鏡画像イメージング、3D脳組織学など多岐にわたる最新技術を神経再生研究に導入
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