出版社内容情報
ぶたと虫が繰り広げる愉快なやりとりの絵本!
ぶたのぶぶは、のはらでおひるね。ところが、むしたちは、かおにとまって、ひるねのじゃまをします。そこで、ぶぶはかんがえて……。
ぶたのぶぶは、むしたちから「たいようさん」とよばれています。きょうも、外でお昼寝をしていると、むしたちが集まってきました。
▼最初にきたのは、ありたちです。ありたちは、あたたかい「たいようさん」の顔にのぼっていきます。「むずがゆーい」。ぶぶは、ぶひぶひぶひーんと、ありたちを森までふきとばしました。
▼つぎにきたのは、ちょうたちです。ちょうはくだをのばして、鼻の穴をほじります。「こちょばーい」。ぶぶは、ぶきゃぶきゃびーと、ちょうちょうを海までふきとばしました。
▼つぎに、くもたちがやってきて、顔に糸をかけます。「くるしいー」。ぶぶは、ぶりんばーいと、くもを空の雲にふきとばします。
▼つぎには、いもむし、ばった、けむし、ごみむしがやってきます。しかもそこに、てんとうむしが遠足でたくさんやってきます。「いきぐりちぃー」。ぶぶは、むしたちを宇宙にふきとばし、これでゆっくりお昼寝ができると考えたのですが……。
内容説明
ぶたのぶぶはのはらでひるね。「ぶりぶりぐー、ぶりぶりぐー」そこへ…。4~5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
58
ブタが昼寝をしていると、なぜか昆虫たちに太陽と勘違いされて、ひどい目にあうお話。まぶたの上をアリに這い回られたり、鼻の穴を蝶の口で吸われたり、顔中蜘蛛の巣だらけにされたり、イモムシと毛虫に顔の上で食事されたり、口の周りにテントウムシが大挙して押し寄せてきたり…。最後はこれらの昆虫たちが一度にわっと寄ってきて…もう、見ているだけで、顔がムズムズしてくる。2017/08/06
♡
35
ブタさんや昆虫が好きな人、みやもとただおさんの作品が好きな人にオススメの1冊です!娘ちゃんは、大好きな昆虫がたくさん出てくるのでワクワクして楽しんでいる様子。海やら空やら宇宙やらに娘ちゃんも一緒に行きたいようで‥笑。ママは、読み聞かせの間、顔がムズムズしてゾクゾクします‥笑。食育にもつながり、親子で一緒に昆虫さんとお腹いっぱいおやつを食べたくなる素敵な絵本です!みやもとただおさんの他の作品を読んでみたくなります。2022/08/27
遠い日
6
ぶたのぶぶが発するオノマトペが、傑作だ。いろいろなムシたちとのやりとりが楽しい。食いしん坊は、お昼寝から目覚めて本領発揮。眠って食べて元気いっぱい。2014/02/26
絵具巻
5
文京区立根津図書館で借りました。2015/11/05
ぶ~まっくす
1
たいようさんがとってもかわいい♪2013/09/26