出版社内容情報
東海道五十三次を徒歩で歩き通して、駅前旅館・ビジネス旅館を徹底調査。今に残る伝統食、失われた食文化、健康と食の未来を探る一冊 栄養学を学んでいた学生時代に九州から北海道まで徒歩で旅して、日本の家庭の「普通の食事」はバランスなどない「ばっかり食」であることを知った著者。その体験が、後年、限られた栄養素を数値化するだけの栄養学を否定し、「粗食のすすめ」シリーズで独自の食と健康のありかたを提唱する活動へとつながっていきました。
今回、30年ぶりに自らの足で歩き通し、日本の食の変化に迫ろうと思い立ち、日本橋から東海道を下っていきました。地域ごとの変化はもちろんのこと、そこで知ったのは、日本の伝統的な食生活は非常に合理的にできているということ。そして、一部失われつつも、「食の知恵」は今なお受け継がれているということです。
温泉旅館のような豪華な旅ではなく、一泊数千円の昔ながらの宿に泊まり歩いて考えた、日本人の食と健康の未来!
序 章 東海道五十三次、500キロ徒歩旅行
第一章 のり・蕎麦・蒲鉾食べて天下の険 東京・日本橋?三島
第二章 「食」の終点は茶 三島?袋井
第三章 米味噌文化圏から豆味噌文化圏へ 袋井?宮
第四章 20泊21日、歩いて食べて三条大橋 宮?京都・三条大橋
終 章 旅と食生活
幕内 秀夫[マクウチ ヒデオ]
著・文・その他
内容説明
500キロ歩き通して考えた、日本人の食と健康!今に残る伝統食、失われた食文化…「食」をテーマに旅するとまったく新しい日本が見えてくる。
目次
序章 東海道五十三次、500キロ徒歩旅行
第1章 のり・蕎麦・蒲鉾食べて天下の険―東京・日本橋~三島
第2章 「食」の終点は茶―三島~袋井
第3章 米味噌文化圏から豆味噌文化圏へ―袋井~宮
第4章 20泊21日、歩いて食べて三条大橋―宮~京都・三条大橋
終章 旅と食生活
著者等紹介
幕内秀夫[マクウチヒデオ]
1953年、茨城県に生まれる。管理栄養士。フーズ・アンド・ヘルス研究所主宰。東京農業大学栄養学科を卒業後、誠心学園で栄養学講師を務める。1979年に山梨県の長寿村・棡原を知り、伝統食と民間食事療法の研究を始める。食べ物の栄養素を分析するだけの既存の栄養学に疑問を抱き、その土地ならではの食文化を生み出した風土、文化、歴史などを調査し、「FOODは風土」を実感、提唱する。帯津三敬病院で食事相談を行うほか、全国各地の社員食堂や学校給食の改善活動にも奔走中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けぴ
藤枝梅安
Naoko Takemoto
Humbaba
いたいけなべあ
-
- 和書
- 国際法 (第2版)