出版社内容情報
H-ロボットとぼくは宇宙をたびしている。H-ロボットは何かすると必ず失敗をする。でも、そこがかわいい、と思っていたのだけど……。
H-ロボットとぼくは、とてもなかのよいともだちだ。だけど、ぼくのほうがH-ロボットよりかしこい。ぼくは、まいにちおそうじもするし、うんどうもする。だけど、H-ロボットは、ぼくとおなじようにがんばると、よくこしょうしてうごけなくなるんだ。それに、ぼくのかっているかわいいブタちゃんをみて、「うまそう」と、したをペロペロしたりする。そんなふうだから、きっと、こしょうするんだって、おもっていたんだけど……。
▼H-ロボットとぼくが新しい星を目指して旅する物語です。その星でどんな世界をつくるべきか、二人は熱く語り合います。ぼくは「ただしく、つよく、まちがいのないせかいをつくる」と宣言し、H-ロボットは「しっぱいしても、まちがえても、ぼくがぼくらしく、いられるせかいをつくる」宣言します。
▼性格や考えが違う二人でも、なかよくなれ、協力できることを教えてくれる絵本です。最後にあっと驚く展開のある物語です。
内容説明
20XX年ぼくとH‐ロボットはなにをするのもいつもいっしょだ まいにちどんなことをしているのかというと…4~5歳から。
著者等紹介
みやもとただお[ミヤモトタダオ]
1947年、東京に生まれる。『えんとつにのぼったふうちゃん』(1978年・ポプラ社)で絵本にっぽん賞受賞。『ゆきがくる?』(1981年)で産経児童出版文化賞受賞
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