出版社内容情報
広い宇宙には宇宙人はいるのか? UFOは?
UFOは宇宙人の乗り物との考えが定説だが、果たして本当にそうなのだろうか。だれもが抱く現代の謎を科学的に考えるノンフィクション。
UFOとは、未確認飛行物体という意味。つまり、空を飛んでいる正体のわからないものという意味なのです。でも、UFOは宇宙人の乗り物と考えている人が、たくさんいます。そしてテレビや噂を信じて、恐がったりしています。
▼この本の中では、自分たちで調べられる限り調べた上で、物事を判断しよう……というスタンスで、架空のふしぎ調査隊のメンバーが、謎とされているUFOについて調べるというスタイルをとっています。過去のUFO目撃情報を集めたり、江戸時代の文献にまでさかのぼって調べるのです。
▼すると面白いことに、時代によって、空に現れたものを判断していることが明らかになります。気球が飛んでいた時代は、気球として全てを判断し、戦時中は全てが敵機として判断されていました。宇宙人の乗り物説は、人間が宇宙というものを認識できるようになったことにより、生まれた説なのです。時代の踏絵となったUFOをきちんと考えてみよう。
内容説明
UFOとは、未確認飛行物体という意味です。でも、UFO=宇宙人の乗り物ととらえている人がたくさんいます。その考え方は正しいのでしょうか。そして、正しい知識もなく、うわさを信じてただおもしろがったりこわがったりしてはいませんか。宇宙に目を向けてゆく現代だからこそ、まじめにUFOのことを考えてみましょう。小学上級以上。
目次
1 二〇〇年前の日本に宇宙人が来ていた?
2 ふしぎ現象はすべてUFOのしわざか?
3 UFOが宇宙人の乗り物である可能性は?
4 UFOがいることの証拠があった?
5 江戸時代の人はUFOをどう思った?
6 UFOは人間の知識をためすテストか?
7 宇宙人と地球人は親類かもしれない?
8 宇宙人と仲良くする方法はある?
著者等紹介
岡島康治[オカジマコウジ]
1956年、福岡市生まれ。同志社大学文学部卒業。出版社勤務を経て現在フリーライター、日本ジャーナリスト専門学校講師
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感想・レビュー
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