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PHP創作シリーズ
教室にウサギがやってきた

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  • サイズ A5判/ページ数 107p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569683553
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

教室でウサギを飼うことになったクラスの話。

勉のクラスで赤ちゃんウサギを飼うことになった。生きものの命の大切さを見つめながら、みんなの気持ちがひとつになる感動の物語。

一匹のウサギを通じて、子供たちが命の大切さや思いやりを学んでいく姿を、すがすがしく描いた一作。

▼主人公の勉は、お母さんを交通事故で亡くし、お父さんと弟の3人で暮らしている。毎朝勉は、小学校に行く前に弟を保育園に送り届けている。その事を、クラスメイトの五郎にからかわれても、何も言い返せない。アメリカから転校してきた愛が味方をしてくれても、「ありがとう」が言えない。そんな勉の唯一の友達が、学校で飼っているウサギのクンクンだった。

▼ある日、クンクンが赤ちゃんを産んだ。しかし、クンクンには育てることができず、一匹だけが瀕死の状態から息を吹き返した。

▼赤ちゃんウサギは、担任の先生のお腹の中で温められ、32人のやさしい心に守られて、どんどん大きくなった。勉も少しずつ心を開き、クラスの気持ちも一つになっていった。

▼実際にある学校で起こった話に基づいて、生きることの尊さを描いた作品です。

[1]クエスチョンちゃん 
[2]ウサギ小屋は一大事 
[3]ラックのお乳は猫の粉ミルク 
[4]ラックの育児日記 
[5]こんにちは あかちゃん 
[6]ラックは新幹線 
[7]すてきなマント 
[8]ラックはウサギになった

内容説明

ぼくのクラスにウサギがやってきた。あかちゃんウサギのラック。先生のおなかであたためられ、三十二人のやさしい心に育てられて、どんどん大きくなった―小学中級以上。

著者等紹介

岸川悦子[キシカワエツコ]
日本児童文芸家協会理事。音楽著作権協会会員。若いころから現代詩、童謡を書き、『えっちゃんのせんそう』(童心社)で童話作家としてデビュー。『わたし、五等になりたい』(大日本図書)で産経児童出版文化賞推薦

狩野富貴子[カリノフキコ]
高知県に生まれる。広告関係の仕事をへて、絵本・さし絵の世界に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あわ雪

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最近、うさぎは赤ちゃん食べるんだってと聞いて、えーっ?!と思ってた時にちょうどこの本を読んで答えがあった。うさぎは、安心できるところでしか、あかちゃんを育てられない。サルにのぞかれて、パニックになり、あかちゃんをかんだり、ふんだりして、おっぱいも出なくなった。そうなんだ。静かに見守らないといけないんだね。2ヶ月で母うさぎと離すことができるというのは、猫と同じだね。2022/07/01

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