出版社内容情報
新幹線にゆうれいがでる、そのわけは何か。
新幹線に、ゆうれいがでる? 謎の人物からの依頼を受けて調査にのりだした三人組。N県に向かう新幹線の中でみたのは……やっぱり!
人気の「ゆうれい」シリーズ第15冊目。
▼探偵の黒田さんのところに、謎の依頼人から連絡があった。依頼人は、仮面をかぶった三人組の男で、ある観光地について悪い噂がないかどうかを調べてほしいという。主人公の邦男くん・きりこちゃん・やぎちゃんの三人組も黒田さんと調査のために、その観光地に新幹線でむかった。車両の中で武藤さんというおばさんと出会った後になんとゆうれいが次々出現、しかも、驚くほどの数。
▼武藤さんの協力で結界をはっていた三人組はなんとか、ゆうれいの呪縛からのがれたが、黒田さんがゆうれいたちにひきずられてしまう。時がとまったかのように乗客も運転も止まったままだ。果たして無事にゆうれいたちから黒田さんを取り戻すことができるのか。そして新幹線に現れるゆうれいの正体とはいったいなんなのか。三人組の勇気と知恵が試される!
▼ハラハラどきどきしながら、読書の楽しみがひろがる探偵ものがたり。
[1]“名前はヒミツです”の人たち
[2]まっていたのは、仮面オトコたち
[3]“町の健康診断”を頼みます
[4]夜の新幹線――だれかに、見られている?
[5]“窓の中だけ”に見える人かげ……!
[6]運転士さんも、カタマッテいる……!
[7]ゆうれいの集まる駅・馬ノ平
[8]新幹線、ふたたび動き出す
[9]想井沢には、ヒミツがいっぱい
[10]「ゆうべ、新幹線でアッタネ……」
内容説明
新幹線が開通した町で、きみょうなウワサがでたらしい。調査のために、夜の新幹線に乗りこんだぼくたちは、とんでもないゆうれいをみた!小学中級以上。
著者等紹介
杉山径一[スギヤマケイイチ]
1938年神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。主な作品に、『地の底へ行くんだ』(小峰書店)『うめき島の奇怪な事件』(国土社)などがある
末崎茂樹[スエザキシゲキ]
1948年大阪府生まれ。主なさし絵の作品に、「みどり探偵」シリーズ(国土社)『おにのおくりもの』『くじらの島』(ひくまの出版)などがある
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感想・レビュー
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