出版社内容情報
日本人が西洋のくつと出会ったのは安土桃山時代ですが、庶民に普及したのは明治になってからでした。くつの歴史がすべてわかります。
●現代のくつは、こんなにいろいろ
●現代のとくべつな機能のくつ
●ヒトはいつ、どんなくつをはきはじめたか
●実用化するいっぽう、おしゃれの要素も加わる
●王侯貴族から市民へとひろがる ほか
目次
現代のくつは、こんなにいろいろ
現代のとくべつな機能のくつ
人、くつに出会う ヒトはいつ、どんなくつをはきはじめたか
中世ヨーロッパのくつの発達 実用化するいっぽう、おしゃれの要素も加わる
近世・近代のくつ 王侯貴族から市民へとひろがる
十九世紀後半から二十世紀へ 大量生産がはじまり、革のくつが庶民へひろまる
そして現代へ 目的によってはき分ける時代へ
古代の日本人とはきもの 貴族は中国風のくつをはき、庶民は裸足だった
日本におけるはきものの発展 庶民のはきものは、はじめ働くためのものだった
日本人、西洋のくつと出会う〔ほか〕
著者等紹介
市田京子[イチダキョウコ]
1948年生まれ。同志社大学文学部中退。広島県立草戸千軒町遺跡調査研究所などを経て、1983年より日本はきもの博物館学芸員、現在学芸課長兼主任学芸員。出土資料と民俗資料の比較によるはきもの研究を中心に、収蔵資料の整理・展示を通してはきもの全般の調査研究を行う。同様に、ヨーロッパのシュー・ファッションの歴史や民族的な靴の整理・研究も行う
野中祐[ノナカユウ]
1945年静岡県生まれ。出版社で10年余、単行本、雑誌、PR誌などの編集制作にかかわった後、フリーライターとして独立。浅く広い興味をもち、さまざまな分野でいろいろな人に会って取材すること、それによって得た情報を読者につたえることを楽しんでいる
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