出版社内容情報
劇あそびができる名作読み物シリーズです。
親から子、子から孫へと語り継がれてきた昔話の「ももたろう」。家族やクラスのお友だちと役割を決めて劇あそびができる絵本です。
働き者のじいさまと、心優しいばあさまのたったひとつの願いは「かわいい子ども」と暮らすことでした。ある日、ばあさまが川へ洗濯に行くと、「どんぶらどんどん、どんぶらこ」と大きな桃が上流から流れてきました。
▼ばあさまは、じいさまと一緒に食べようと、大きな桃を家に持ってかえります。ところが、桃を割ってみると、なんと中から、元気な男の赤ちゃんが飛び出しました。
▼大きく、元気に育ったももたろうは、村の人を困らせる鬼たちのことを聞いて、退治をしようと心に決めます。ももたろうは、じいさまとばあさまがくれたきびだんごを持って出発しました。途中で出会った犬、猿、雉がももたろうに従います。ももたろうたちは鬼が島で悪い鬼たちを懲らしめました……。
▼親から子へ、子から孫へと語り継がれてきた昔話の「ももたろう」。家族やクラスの友だちと役割を決めて劇遊びができるように工夫された絵本です。
内容説明
本書は、劇あそびができるように、それぞれの登場人物のセリフにマークがついています。みんなで工夫して、劇あそびをやってみましょう。また、歌は、自由にメロディーをつけてうたってみましょう。4~5歳から。
著者等紹介
さくらともこ[サクラトモコ]
本名・阿部直美。東京都生まれ。瀬戸市はちまん幼稚園園長、聖心女子大学講師を経て、現在、乳幼児教育研究所所長。子どもの歌の作詞、作曲、振付、さらに絵本の創作など、幅広い分野で活躍中
せべまさゆき[セベマサユキ]
愛知県生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。親しみのある、新鮮な感覚に満ちた表現で人気をあつめている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。