出版社内容情報
子ブタちゃんは種ごとパパイヤをたべました。
子ブタちゃんは、ある日パパイヤをタネごとたべてしまいました。頭からパパイヤの木がはえてくるのでは、と心配になってきます。
台湾の絵本の翻訳です。こぶたのぷくちゃんが、自分の頭から、パパイヤの木が生えてくると心配します。
▼ぷくちゃんはとっても大きな子です。だって、食べるのが大好きだから。今日も学校の給食でパパイヤを一番はじめに食べおわりました。でも、ふしぎなことに、食べ終わったぷくちゃんのテーブルには、パパイヤのタネがひとつぶもありません。タネまで食べてしまったのです。
▼「どうなるの」「どうするの」と、まわりの子どもたちは大さわぎ。一人がいいました。「木が生えてくるよ」
▼ぷくちゃんはもう真っ青。おしりをぺったんと地面について、シクシク泣きだしてしまいます。
▼でも、ぷくちゃんは思い直しました。世界にたくさん木はあるけど、歩ける木なんてほかにない。ぷくちゃんは泣きやんで、早く家に帰って寝ることにしました。明日になるのが楽しみになったのです。ユーモアいっぱいの絵本です。
内容説明
「きがはえる!?」ぷくちゃんはもうまっさお!おしりをぺったんとじめんについて、シクシクなきだしてしまいました―。
著者等紹介
李瑾倫[リジンルン]
1965年、台北市生まれ。1988年、世界新専卒業。卒業後、二年間日本に滞在、個展を開くなどの活動を行なう。1994年より創作活動に専念。ロンドンロイヤルアカデミー修士課程に学ぶ。作品に『驚喜』『売梨人興不可思議的旅人』などがある。信誼幼児文学賞などの受賞歴があり、中国時報年度十大児童書にも二度選ばれる
宝迫典子[ホウサコノリコ]
高知県生まれ。中国の新聞やデータを日本語に訳す仕事にたずさわる。絵本の翻訳にはほかに、『いすになった木』(PHP研究所)がある。埼玉県在住
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感想・レビュー
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