出版社内容情報
好評ゆうくんシリーズの運動会編です。
かけっこの遅いゆうくんは運動会が好きではありません。ところが、公園で会ったうさぎさんがくれた靴をはくと不思議なことに……。
かけっこの嫌いなゆうくんは、運動会の季節がやってきても、楽しくありません。お母さんは「遅くたっていいのよ。一生懸命走ればね」と言ってくれるのですが、やっぱり気がすすみません。
▼ゆうくんが公園のブランコにのっていたとき、突然うさぎさんがあらわれて、運動靴をプレゼントしてくれました。それは、うさぎみたいに、びゅびゅーんと走れる靴でした。
▼ゆうくんが走る練習をはじめようとしたとき、うさぎさんの妹のみいみが狼にさらわれてしまいます。もう「ぼく走るのだめ……。」なんて言ってられません。ゆうくんは一生懸命追いかけます。最初は余裕のあった狼も、追い詰められて熊おじさんにぶつかって、みいみを放り出して逃げてしまいました。
▼夢中に走ったゆうくんは、走ることが気持ちのいいことだと分かりました。
▼苦手なことでも、一生懸命にすることで楽しくなることを教えてくれる物語です。
内容説明
かけっこがおそいぼくのためにうさぎさんがとってもいいものをくれたんだよ。4~5歳から。
著者等紹介
こわせたまみ[コワセタマミ]
埼玉県生まれ。早稲田大学卒業。主に幼児の歌のための詩や絵本・童話を創作。下総皖一音楽賞、日本童謡賞、サトウハチロー賞、埼玉文化賞など受賞。埼玉県在住
秋里信子[アキサトノブコ]
鳥取県生まれ。写真スタジオのデザイン部に勤務の後、主にカレンダー、絵本の創作、さし絵等の仕事をしている。日本児童出版美術家連盟会員。和歌山県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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