出版社内容情報
ふたごのこぐまルルとララは、裸んぼで寒そうな木にセーターを編んであげることにしました。??思いやりの心と自然の恵みが伝わる絵本。 思いやる心と自然の恵みが伝わる絵本。暖かい気持ちが胸に広がります。▼ふたごのこぐま、ルルとララは、はだかんぼで寒そうな木に、緑色の毛糸でセーターを編んであげたいと思いました。▼セーターあみのシカのおじいさんのところへ行って、早速相談。でも、しかのおじいさんはとても忙しく、緑の毛糸も切れていたので、おじいさんに毛糸の作り方と編み方を教わって、編み始めます。▼ルルとララのところにやってくる森の友達たちは、毛糸だまに寄りかかって一休み……のつもりが、ついお昼寝してしまいます。不思議なことに、緑の毛糸は、ぽかぽか暖かいのです。▼セーターはできあがりました。が、仕上げに夢中だったルルとララは、冬ごもりの用意をなんにもしていなかったのです。ため息をついて、木を見上げるとそこにはみんなからの贈り物が! しかもその後、もっと素敵な不思議なことが起こります。▼作者の優しい語り口と暖かい絵が見事に調和した作品。
内容説明
「ルールルールル。わたしはおなかのところからね」「ラーララーララ。わたしはそでからあんでくの」ふたごのこぐまルルとララははだかんぼのきのためにセーターをあんであげることにしました。4~5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
17
息子は「緑のセーター〇〇くんも好きな色だな」と言っていました。2023/01/20
mntmt
14
もりのセーターはとても大きい2020/02/02
いろ
10
まだ紅葉でにぎわう森に1本だけ枯木。子熊姉妹がセーターを編んであげる事にしたけれど…というお話。登場する皆が思いやりあって温かい気持ちになれる絵本。気づくと木にいっぱいぶら下がっているモノの正体とか,木にドアを見つけてとか,木のセーターが!とか,いろんな場面で予想外の優しい素敵が待っているところがよかった。鹿さんはおじいさんというよりお兄さんだよね~と家族で笑ったけど。そして「もうひとねむり」の場所に鹿じいさんまでいる!ずいぶん広いんだな~。9歳男児はハマる程ではなかったけど,ほっこりを味わっていた。2018/03/02
絵具巻
5
文京区立根津図書館で借りました。2016/04/12
こどもふみちゃん
4
2匹のこぐまが、葉っぱをおとして寒そうにしている森の木にセーターを着せてあげるお話。その木のうろに入って温かく眠りにつきました。地味な内容で記憶に残りにくいのですが、ほのぼのしていていいな~と思います(^O^)✿冬にお勧め。2・3・4・5・6・7歳向け。2012/02/08