出版社内容情報
ドラゴンくんがくしゃみをしたら、さてどうなる???女の子とドラゴンくんのやりとりを通して、火事から身を守る方法を学べる絵本。 火事から身を守る方法が、楽しいお話の中で学べる、カナダの小学校で、教科書の副読本として使われている絵本です。▼ある日、小さな女の子がおやつに呼んだお友達のドラゴンくんが、くしゃみをした拍子にうっかり火をふいてしまいます。その火がテーブルクロスに燃え移ったから、さあ大変! 火事になってしまったのです。▼でも、女の子は、どうすればいいのか知っていました。敷物の下に隠れようとしたドラゴンくんを外にひっぱりだし、おもちゃをとりに戻ろうとした時には、大切な約束を教えます。「絶対戻っちゃ行けないの。おもちゃなら、新しいのを買えるけど、ドラゴンくんは、この世にたった一人しかいないんだから」。▼このお話を読むうちに、子どもは、火事から安全に逃げるためのコツをたくさん覚えるでしょう。巻末には、火災時の注意事項をまとめた、楽しい歌やチェックリスト付。ぜひお子さんと一緒に読んで、話し合ってください。
内容説明
ある日、小さな女の子が、親切なドラゴンをおやつによぶと、ドラゴンがうっかり火をふいたので、テーブルが燃えてしまいます。でも、あわてなくたってだいじょうぶ。女の子は、火災警報器が鳴ったとき、どうしたらいいか知っているんです。そして、新しく友だちになったドラゴンに、火事のときのやくそくを教えてあげます。このゆかいで楽しいお話は、子どもたちに火事から、安全に逃げるコツをたくさんおしえてくれるでしょう。お話の終わりには、火事から身を守るためのチェックリストもついているので、先生方や保護者の方々にも、子どもたちと話しあういい機会になるはずです。また、最後のお楽しみの歌「ドラゴンくんとのおやくそく」を使って、火事のときにはどうしたらいいか、おぼえることもできます。
著者等紹介
グルボー,マルティーヌ[Gourbault,Martine]
フランスのパリ生まれ。イラストレーターになる前は、「シャトレーヌ」を始めとするカナダの様々な雑誌で、デザイナーとして仕事をしてきた。児童書作品に、「いりえにいったの(未訳)」や、「女の子とドラゴン(未訳)」などがある。現在は、カナダ南西部のブリティッシュ・コロンビア州バンクークバーに住む
ペンジウォル,ジーン[Pendizwol,Jean]
出版界で活躍するフリーライター。1年以上ヨットで航海した経験もあるが、その後は自宅を中心に、家庭を守りながら仕事をしている。絵本を書くのは今回が初めて。現在は家族とともに、カナダ南部のオラタリオ州サンダーベイに住む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
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