出版社内容情報
介助犬太郎は基礎的な訓練をへて障害をもつ野田さんのところにやってきた。野田さんとの出会いと心の通いあいをえがく感動の物語。 介助犬とは、障害をもつ人の手や足となってはたらく犬のことです。これは、介助犬としてのトレーニングをうけていた犬の太郎が、 主人となる野田良雄さんとの合同訓練をへて、正式に野田さんの介助犬となるまでをえがいた物語です。▼介助犬は、実際の主人になる人に最初からなつくわけではありません。太郎も野田さんになかなかなつきませんでした。懸命な合同訓練をへて、ようやく心が通い合うくだりは感動的です。▼また、障害をもち、人生の目標を見失っていた野田さん自身が太郎とくらすようになって、心がいやされ、自立していく姿にも心うたれます。▼この太郎と野田さんにはモデルがあります。太郎は国産第一号の介助犬、グレーデル。野田さんはその主人野口利男さんです。事実をベースにしたお話ならではの実感にみちたストーリー展開となっています。 [1]ぼくはただの「介助犬」見習い中 [2]みなちゃん、まってよ [3]ぼくはただ今「反省中」 [4]うきわのおばけ [5]かくれんぼしないでよ [6]とうさんにあいたい [7]ぼくはぼくなのに [8]もしかしたら、太郎? [9]とうさんの自立 [10]今日は特別の日だぞ [11]もう一度、うきわのおばけ [12]さよならのむこうに明日がある
内容説明
介助犬とは、障害をもつ人の手や足となってはたらく犬のことです。これは、介助犬としてのトレーニングをうけていた犬の太郎が、野田良雄さんとの合同訓練をへて、正式に野田さんの介助犬となるまでをえがいた物語です。小学中級以上。
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- 和書
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