出版社内容情報
まい子は、失敗を友達に見られるのが嫌な内気な女の子。学校の朝礼で、けん玉の発表をすることになり、一生懸命練習しますが……。 長年、各方面で常に高い評価を受け続けている宮川氏の最新幼年童話。失敗するのを友達に見られるのがいや、という完璧主義の内気な少女が、「失敗してもいいんだ」と思い至るまでの心の成長を、ファンタジーを織りこみながら、温かな筆致で描きます。 まい子は、朝礼で、けんだまの発表をすることにしました。でも難しく、なかなかうまくできません。ある朝、ハギの花の下で練習している時、リスの子がまい子と同じようにけんだまの練習をしているのに出会います。聞くと、まい子と同じく、リスの子も学校でけんだまの発表をすると言い、失敗したらみっともないと泣きべそをかいているのです。 発表の時、リスの子は二度まで失敗しますが三度目に成功。大きな拍手を受けます。「失敗してもいいんだね」というリスの子の声を、まい子は心の中に聞きます。 さあ、次にいよいよまい子の番です……。
内容説明
学校の朝礼で、けんだまをはっぴょうすることになったまい子。「しっぱいしたらみっともないもの、がんばろう」まい子はひっしにれんしゅうしますが…。小学1~3年生向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
15
図書館で借りて読了。失敗しない為に練習しないとね。2017/12/16
けほんこ
13
読みました タイトルすてき。 そして内容もけっこう小学生に 向けた良い本だと思います。 なんだかんだ こういう子が多いと思う うちの子もそうな気がする。 うん良い内容。 是非小学生低学年さんに読んであげてください 伝わる物があるかも2017/11/21
hoguru
10
失敗することも「練習」できる。それにはたくさんの「挑戦」を!2017/09/06
こうちゃん
4
失敗をおそれずにやり遂げる、失敗したっていいじゃないというのも大切です。うちの息子は人前で発表するのが大の苦手。まい子ちゃんとリスの子の頑張りは伝わっただろうか?ちょっと怪しいけど、けん玉が好きなので、読み聞かせ中、眠い目をこすりながら聞いてました。2014/10/20
玲と建
4
【小2娘】わたしもけん玉をおおざらにのせたことがあるけどそれはたまたまで、かんぺきじゃないけどのったときはうれしかったから、子りすとまい子のきもちとおなじだなと思った。【母】宮川ひろさんの優しいお話。真面目な小2娘に読んで欲しくて図書館で借りてきた。通信教育Z会の小学2年国語でもおすすめ本として紹介されていた。2011/08/18