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出版社内容情報
人間に海の世界の豊かさを伝えてくれる水族館。小さな命を扱う飼育係の努力と愛情の日々の仕事から、阪神大震災からの復興までを描く。
内容説明
海の生き物が大集合する水族館。その楽しい施設の裏側には、魚たちの声に耳をかたむけ、その命を守る、飼育係の懸命な姿がありました。阪神大震災を乗りこえ、どん底からはいあがった神戸市立須磨海浜水族園の飼育係たちの姿を追った感動のドキュメント。小学上級以上。
目次
1 水族園の誕生(波の大水槽;メジロザメ捕獲作戦;えさの苦労;掃除も仕事のうち ほか)
2 大震災をのりこえて(突然のできごと;避難所となった水族園;長びく停電;イルカとラッコは守りぬこう! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eu
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スマスイが震災のあと避難所として機能してたの知らなかった(水温の高い水槽が集まっていて当初比較的暖かかったさかなライブ劇場に布団敷いて寝てたらしい。電気ウナギとかピラニアがいるとこ)。被害の全容がわからない状況で、目の前の水槽のピラニアが少しずつ死んでいくの、怖かっただろうな。2月からは園内レストランを鷹取中が臨時教室として使ってたのも(3年生を送る会にイルカが登場したらしい)。震災を経験したスマスイにビワコオオナマズ(琵琶湖の固有種で、地震を予知するとされる)を贈る滋賀県立琵琶湖文化館のはからいがいい。2025/02/09