出版社内容情報
「誰も自分のことをわかってくれない」という思いはどこからくるのか。悩みの原因の核心を理解し心を解放するためのヒントを紹介する。
【著者紹介】
社会学者
内容説明
他人と接してイライラしてしまうのはなぜか。「誰も自分のことをわかってくれない」と嘆き悲しんでいる人は、どうしたら救われるのか。努力が報われないと思ってしまう原因とは、なにか?本書は「人は信じたいことを信じてしまう」「『べき』のとらわれ」「敵意があると相手の好意が分からない」など、悩みの核心にある事実を見つめることで、心の解放を促す一冊。
目次
第1章 なぜ心が満たされないのか(誰もが、「まずかまわれる」ことを求める;すぐイライラするのは、根に憎しみがあるから ほか)
第2章 「こうあって欲しい」という願望(こうあって欲しいという幻想の中で生きる;ナルシシストは相手と接していない ほか)
第3章 自分に自信がないから攻撃的になる(「べき」のとらわれ;心に不満があると、些細なことにイライラする ほか)
第4章 現実を受け容れると悩みは消える(自己蔑視の外化;自分に対する怒りの外化)
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員、日本精神衛生学会顧問、ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」レギュラーパーソナリティー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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