出版社内容情報
苦学の人という印象の金次郎。だが実像は領地経営を立て直し、農村を復興させるなど財政再建の達人であった。日本人が学ぶべき人物!
【著者紹介】
歴史作家
内容説明
多くの人は学校で見た、薪を背負って読書する金次郎像のイメージしかないだろう。しかし実像は、倒産寸前の会社を立て直す、再建コンサルタントのような存在だった。一農民でありながら各農村や組織に赴き、自費を投じて財政再建や組織改革を成功させた尊徳。本書では、その経営手腕ややる気を高める指導力など、組織再生の極意を明かす。各経営者も絶賛する奇跡の再建術とは。
目次
プロローグ なぜ、いま二宮尊徳か
第1章 改革者を育んだ精神
第2章 実学から得た思考
第3章 才覚を現わす
第4章 最初の経営指南
第5章 改革実行のための覚悟
第6章 抵抗勢力との闘い
第7章 挫折
第8章 希望の光
第9章 改革の継承
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
作家。本名、太田久行。1927(昭和2)年、東京生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室長・企画調整局長・政策室長などを歴任。1979(昭和54)年、美濃部亮吉東京都知事の退任とともに都庁を去り、作家活動に専念する。都庁在職中の経験をもとに、人間管理と組織運営の要諦や勘所を歴史と重ね合わせた作品で、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。1999(平成11)年春、勲三等瑞宝章を受章。日本文藝家協会会員、日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ようはん
おせきはん
えぬ氏もわるよのぉ
モーリー
Humbaba