出版社内容情報
窮地を救った若い侍から、身辺の警護を頼まれた円十郎の前に、次々と遣い手が立ちはだかる。円十郎の直心影流が冴え渡る、シリーズ第四弾。
内容説明
浜町堀沿いで三人組に襲われている松尾を助けたことから、円十郎は三千石の旗本・松尾家の家督相続にからんだ、正体不明の刺客の始末を依頼される。そんな折、牢人者が三人組に斬り殺される事件が起こる。その三人組を、松尾を狙った刺客と睨んだ円十郎だったのだが…。一刀流の手練が揃った刺客一味を、円十郎の直心影流は倒すことができるのか。待望のシリーズ第四弾。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年「剣の道殺人事件」で第36回江戸川乱歩賞を受賞。自らの剣道体験を素材に剣豪シリーズ、時代ミステリーで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
20
わけあり円十朗江戸暦シリーズ第4弾、今日は3弾・4弾一気読み今回は三千石の旗本松尾家の家督相続に絡んだ闇の刺客人の始末の依頼、いつものおなじみ登場人物、円十朗とに同じ稼業の重蔵と又八郎と元岡っ引きの茂平、円十朗を影ながら護衛する闇蜘蛛組の山中小十郎、松尾家の三男松尾新三郎も加わり剣戟シーンが多く、又新三郎の許嫁しのと行く末が約束された結末になり良かった。 2013/10/19
Totchang
9
わけあり円十郎シリーズ第4弾は殺し屋との戦いでした。強力な相手との戦いでしばしば傷を追うわけですが、「傷は浅手」とか言ってないでちゃんと処置しなければいけませんね。切られた袖だって誰が直してくれるやら。まぁ殺し屋軍団退治の報酬として一人百両もあれば、新しいのが購えますね。2019/02/26
はじこう
0
今回も巻き込まれ的に3人が活躍。 それにしても仕事料、毎回結構もらってる ようだが、パッとやっちゃってるんだろうか? 特に円十郎と宇佐美は???2016/04/28
犀門
0
#201★★★☆☆2014/12/09
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- 和書
- ぼくは、東京トガリです。