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PHP文芸文庫
堀アンナの事件簿〈2〉安楽椅子探偵と16の謎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569679426
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

少女探偵・堀アンナは聴覚を失ったかわりに手に入れたある特殊能力を駆使し、難事件を次々解決する。ユーモア満載の連作ミステリー。

内容説明

有名になったカープ探偵事務所には、海外のトレジャーハンターから近所の小学生まで、さまざまな依頼がひっきりなしに舞い込んでくる。所長の堀アンナは耳が聞こえないが、読唇術で依頼を把握し、安楽椅子に座って名推理を披露していく。そんなアンナの悩みは、安楽椅子と会話できることを誰も信じてくれないことと、カレとの仲が進展しないこと…。笑いも驚きもパワーアップ、人気シリーズ第二弾。

著者等紹介

鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年『邪馬台国はどこですか?』(東京創元社)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

31
気軽に楽しめるショートショート。椅子なのに映画に詳しい所が好きです2019/04/19

hnzwd

27
AからGの事件を取り扱った一冊目から、各話がさらに短くなったシリーズ二冊目。HからWの事件が語られます。話は短くなりましたが安楽椅子探偵の推理はさらに鋭くなった印象を受けました。とはいえ相変わらずの読みやすさは変わらず。解説にもありましたが残りのアルファベットはXYZ。それが終われば、アンナ最後の事件?安楽椅子探偵最後の事件?最後は長編で締めてくれるのを期待してしまいます。2013/02/06

coco夏ko10角

18
第2弾。一話約20ページが十六話収録で、短編小説というよりはクイズ本のよう。このシリーズにはこのサクサク具合は合ってるかも。新しく大きなフロアに移ったカープ探偵事務所、安楽椅子も家から事務所へ。最後の話ではどうなるかとちょっとドキドキ。3弾XYZ出ないのかな。2022/08/08

LUNE MER

18
前作のABCDEFG事件に引き続き今回は何とHからWまでの16の事件を400ページ足らずで扱うので、一つ一つは短編というよりむしろ推理クイズというイメージの方が近い。程よい謎がてんこ盛りなので電車の中で頭の体操として読むのに最適。しかし、巻末解説でも推測されているが、残されたのはXYZの3文字で思い切りクイーンの悲劇三部作および「レーン最後の事件」が脳裏に浮かぶ。そうだよ、最後の事件のあの衝撃的なラストとレーンとアンナは耳が聞こえないという共通点…。伏線か?伏線なのか⁈💦2022/01/21

にこ

15
有り得ない設定なのに、楽しめます。前作と違って、1話毎に人が死ななくて安心しましたが、どんどん親密になっていく安楽椅子とどんどん大きくなっていく探偵事務所がちょっと心配に…。残りのXYZではどうなるのでしょうか。楽しみにしてます。2014/02/24

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