PHP文庫<br> 脳が変わる生き方

電子版価格
¥569
  • 電書あり

PHP文庫
脳が変わる生き方

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 228p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569678740
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0134

出版社内容情報

脳が変わるために、一番大切なことは「自分はこうだと決めつけないこと」。どんな環境でも、何歳になっても、人は変わることができる!

【著者紹介】
脳科学者

内容説明

鹿島神宮に実在する要石は地表に出ている部分は小さいが、掘り進めていくとどんどん大きくなって、掘っても掘りきれないという。人間の脳も同じで、わかったと思ってもそれは入り口に過ぎない。だから自分を決めつけないことが大切だと著者は語る。本書では、「脳の個性は、本人もわからない」「自分を知るための出会いを持つ」など、人生を深めるためのヒントが満載。ベストセラー待望の文庫化。

目次

第1章 人はどこまでも変われる
第2章 脳の中に多様性を育む
第3章 他人を鏡として自分を知る
第4章 人生を質入れしない
第5章 脳に空白をつくる
第6章 子どもの遊びのように学ぶ
終章 人生をいかに生きるか

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピューターサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別研究教授。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

91
脳科学者の茂木さんが、人間の脳の可能を分かりやすく語っていく本。1章と2章が心に響いた。1章に書かれているのは、人は変われると言うこと。その原動力になるのは脳だ。脳は偶有性を好む。どうなるか分からないことが脳を変化させる原動力になる。2章では脳は多様性を育むことが述べられる。自分と異質な人と接することで、脳が成長していく。全体として脳の働きを通して、人間の可能性を信じることができるようになる前向きな本だった。2018/04/14

もぺっと

17
なんだか毎日マンネリ化してるなあと感じ、この手の本を読んでみました。一度さらっと読んだだけでは、すべて理解するのは難しいです。それでもいくつか心に残りました。脳は決まりきったことが嫌い、人生は何が起こるかわからないから、それを楽しめるといい、自分と異質の人と接することによって、自分が見えてくる・・・。それからやっぱり感動することで、自分が変わっていく。余談ですが、茂木さんといえば、朝ドラの『アンと花子』での熱演(?)思い出します。2015/07/11

mocha

3
茂木先生の本、またしても深く共感。やはり何より心が大切だということを再認識。人を決めつけてはいけない。何が起こるか分からない偶有性を楽しむ。人間は人格を磨いていくことこそが幸福。感じてはいたけど、こうやって理論立てて説明されると確信が深まるし、根拠のない不安に惑わされなくなりそう!2013/05/27

読書Beginner

3
自分に部下がついてから、また子育てをするなかで脳に非常に興味を持ちました。どうやったら素晴らしい人生をおくれるか、どうやったら頭が良くなるかなど脳が関係しています。そのため脳科学者である茂木さんの著書を手にとりました。学力がどうとかではなく、多人とのコミュニケーションをうまくとれることが大切。特に偶有性という言葉が残りました。人生を質入れしないで、偶有性を楽しもうと思いました。2013/05/21

Hiroyuki Takahata

2
「自分の人格をある種の作品として磨く。このことさえ心がけていれば、人間は、本当に心楽しい。」が脳科学者のたどり着いた結論なら、希望がある。2015/12/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6749525
  • ご注意事項