PHP文庫
徹底比較!「新エネルギー」がよくわかる本―風力・太陽光・バイオマス・地熱発電…

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569676890
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0154

出版社内容情報

新エネルギーと呼ばれる風力発電、太陽光発電などの仕組み、実用化への課題を徹底解説!どうなる日本の電力?どうする日本の電力?

内容説明

福島第一原子力発電所の事故を契機に、風力発電や太陽光発電といった「新エネルギー」への関心が高まったいる。本書では、16種類の新エネルギーを一挙紹介しつつ、それぞれの仕組み、発電能力・コスト、安定性、日本の気候風土との適性などを徹底比較。最も有望なものは何かを探ると同時に、普及のための方策や世界各国の新エネルギー事情も解説。

目次

序章 どうなる日本のエネルギー問題!?
第1章 日本の電力を知るための9の基本
第2章 新しい発電システム
第3章 新発電システム徹底比較
第4章 新エネルギー普及への道
第5章 世界の新エネルギー政策

著者等紹介

早稲田聡[ワセダサトシ]
株式会社三菱総合研究所環境・エネルギー研究本部主席研究員。1992年、東京大学大学院工学系研究科修了。同年、株式会社三菱総合研究所に入社。専門分野は新エネルギー・再生可能エネルギー、省エネルギー、石炭、天然ガス。官公庁の政策立案、制度設計、技術評価、民間企業の事業コンサルティングを手がける。国内・海外プロジェクトのリーダーを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

11
上水道は遠くの家に水を送るために必要な水圧をかけて配水しているが、浄水場近くでは圧が高すぎるため減圧する必要がある。その水圧を使って水力発電を行うことができる(113頁)。ただし小規模とはいえ水力発電は、水の使用について利害関係が発生する。河川法をはじめとする法律によって、大規模水力計画と同じ手続きが要求されるため、法的手続きが煩雑で面倒なのだ。一級河川からの取水と普通河川からの取水によっても違い、農業用水路でも取水する河川の種別や、既得水利権の種類(許可水利権や慣行水利権)でも手続きの難易度が異なる2016/11/15

C-biscuit

8
新エネルギー、いわゆる再生可能エネルギーについて、その種類と特徴が新エネルギーごとに整理され比較されている。将来性や実現度などの評価や技術的な課題などよくわかる内容になっている。また、各国のエネルギー事情や周辺技術についても書かれており、ざっと読むだけで、エネルギー関係の知識を得ることが可能である。個人的には、その新エネルギーを得るためにどれだけエネルギーを投じて発電所などの設備を整えられるかを知りたかった。いろいろな切り口で比較しているが、結局の将来性はそこであろうとも思う。2015/04/26

Shinji Ishida

1
最近よく耳にする「新エネルギー」について知るには最良の本。

なん

0
・核融合の話はなかった。・あまり聞いたことない発電方法も載っててわかりやすかった。2014/03/30

大豆もん

0
エネルギーの効率性などの情報がグラフ化されてとてもわかりやすかったです。図が多くあったので初めてこの分野に触れるという人にも十分にオススメできる本だと思います。2012/02/12

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