出版社内容情報
不祥事で活動休止中の野球部に、ひとりの転校生がやってきた。メンバー募集からはじめてチームの再建を図るのだが…。青春野球小説。
【著者紹介】
作家
内容説明
都内の高校に転校してきた沢岸亮。野球部への入部を希望するが、「ある事件」を機に部員の多くが退部していた。残った三人の部員たちと部の再建を図る亮。彼らの純粋な気持ちは、辞めた部員や周囲の人間たちの心を動かしていくのだが…。ともに笑い、泣いた「あの時間」。一所懸命に打ちこんだ時間は、遠ざかるほどに、光り輝いていく。好きなものへの真摯な姿勢が爽やかな感動を呼ぶ青春小説。
著者等紹介
須藤靖貴[スドウヤスタカ]
1964年生まれ。駒澤大学文学部卒。スポーツ誌の編集者などを経て、99年第五回小説新潮長篇新人賞を受賞し、デビュー。野球、相撲などスポーツを題材にした作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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勝部守
6
作中爽やかじゃないね、との母親のコメントがあったが、十分爽やかな高校球児の物語。所々、笑え、幸せな気持ちになる本。2015/07/10
sena
5
直球、ど真ん中。青春スポーツ小説とはこういうものだという感じ。気持ちよく読めました2013/05/12
KEI
5
購入。『走れ!T校バスケットボール部』を読んだ時の気分に似ている。誰しもが好きな物を好きになった瞬間がある。それはいつだったか、もう覚えていないのが少し物悲しい。それにしても、素晴らしき表紙詐欺。2011/07/20
さきこ
4
若干ついていけないとこもあったけど、普段ニヤニヤしながら眺めてる(笑)高校球児たちも、こんな生活してるのかなぁとほほえましい気持ちで読みました。必死なプレーもとても目に浮かんだ。それにしてもこの表紙は…2013/06/28
かんけい
3
表紙とは、裏腹なような気がするが これは、これでアリだ! ラクロスラクロス叫びながらボールをキャッチする気持ちなんとなくわかるわ~男は、単純なんだぜ2011/10/14