PHP文庫<br> 「中東アラブ25ヵ国」のすべて―日本人が知っておきたい

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PHP文庫
「中東アラブ25ヵ国」のすべて―日本人が知っておきたい

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569676692
  • NDC分類 292.6
  • Cコード C0125

出版社内容情報

エジプト、チュニジア、リビア……。民主化革命の波が押し寄せる激動地域の政治、経済から文化、暮らしまで、25カ国の素顔に迫る!

内容説明

中東アラブといったら、何を思い浮かべるでしょうか?「イスラム教」「砂漠」「紛争」「オイルマネー」…。そんなイメージに加えて、最近では民主化デモが頻発し、世界中の注目を集めています。本書では、そんな中東諸国の経済・歴史・外交などを徹底解説。資源をめぐる世界的な問題から、日本との意外な関わりまでを紹介します。激動する「世界の火薬庫」の実像に迫る一冊。

目次

第1章 中東地域の概要(定義が揺れる変動の地域―中東とは?;五千年の歴史を刻む文明発祥の地―中東の歴史 ほか)
第2章 アラブ諸国(世界最大の石油産出国―サウジアラビア王国;驚異的な発展を遂げた湾岸の小国―アラブ首長国連邦 ほか)
第3章 非アラブ諸国(シーア派中心の宗教国家―イラン・イスラム共和国;ヨーロッパ文明とイスラム世界の境界―トルコ共和国 ほか)
第4章 北アフリカ(突然の政変に揺れるアラブ世界のリーダー―エジプト・アラブ共和国;サハラ砂漠に眠る天然資源の宝庫―アルジェリア民主人民共和国 ほか)
第5章 中東の未来(広がりを見せる中東の民主運動―民主革命の今後;日本との関係も深い中東諸国―中東の政変と日本 ほか)

著者等紹介

宮田律[ミヤタオサム]
1955年、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。現在、静岡県立大学国際関係学部国際関係学科准教授。専攻はイスラム政治史および国際政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

10
アラブと一言に言っても,国によって様々な特徴がある.日本から見れば地理的に離れたところにあるというのは事実だが,それが関係も薄いということを意味するわけではない.重要な国であるからこそ,しっかりとした智識を持つことは意義があるといえる.2013/04/01

Humbaba

3
友好のためにODAを利用する。それ自体は悪いことではないが、どうせやるのならば出来る限り効果的にやりたいものである。そもそもその存在を知ってもらえていない状況というのは、友好の目的としては無駄になっていると言わざるをえない。過去は変えられないが、これからはやり方を変えてより有効に使うことは出来るだろう。2016/10/29

こうじ

1
UAEばかりではなく、もうちょっと広く中東について浅く広く知識をつけようとおもって読んだ本。本当に浅く広くですが、なんとなくの各国の特徴がつかめて来ました。アラブ系とペルシア系の境目とか、よくわからなかったし。2018/01/02

yusaku hanada

0
エッセンスを簡単に救えて便利。深堀のためには細かな文献も併せて読むべし。2016/04/24

naoto

0
イスラム教をベースにした中東・北アフリカ諸国を解説さた本。うまくいってる国もあるみたいだけど、基本、議会制民主主義は定着しにくいみたいだな。イスラム教との相性が悪いのかも?どうでもいいんだけど、アフガニスタンの平均寿命が男の方が長い(男44.7歳、女44.6歳)が気になった。2014/11/06

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