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内容説明
「日本は終わりかけているのではないか」アメリカ軍と中国軍の基地が要求されるままに建設され、そんな疑念を抱かざるをえない世界の物語。テロの標的にされ荒廃する街をデコトラ・夢蓉丸で疾駆する、天津真凪と名波の兄妹。ふたりが、謎の軍用車と戦う巫女・美雷を助けたとき、物語の歯車は回り始める。マンションを真っ二つにする不思議な能力をもった美雷、たった１時間でただのトラックからデコトラへと変容した夢蓉丸、光の中に姿を消したかつての同級生。謎だらけの物語は、日本神話と複雑にからみ、展開していく…。
著者等紹介
木戸実験［キドミノリ］
ミステリ、ＳＦ、文芸など複数ジャンルの要素を盛り込んだ混濁ファンタジー『破小路ねるのと堕天列車事件』（スマッシュ文庫）でデビュー。『ノムさんに聞け！』『フェルマーの最終定理』（以上、ＰＨＰ研究所）など企画漫画の構成作家を務めた経験があり、漫画家としても修行中。神戸出身千葉在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
■■■（伏せ字）
1
予想に反し意外とハード＆シリアス。 ラノベならではのぶっ飛んだ設定、そして親父がすべてと言ってもいいかもしれない。 なんとなくするっと終わるので肩すかしな感じはある。2014/01/09
どらねこ
1
ライトノベルはノリが合わなくてあまり読まないのだけれど、これは最後まで読めた。親父さんいい人やで。2012/02/12
橘梓弓
1
妹の暗黒変化が放置されている件。好き好き大好きお兄ちゃん的なあれを演出してるのかもだけど、何かしらフォローしてほしかった。他にも色々あるけど、そこがいちばんもやもやした。ま、ラストの落ちは嫌いじゃない。2011/04/08
タカユキ
1
B級アクションなのに頑張るところ間違えてる感じが…分かり易い爽快感がほしかった。2011/01/27
kanapi
1
誰かを守ることを生きる支えにする、生きる力にする。それは人の弱さでもあるし、強さでもある。シンプルなテーマですがストレートでとてもよいですね。ボーイミーツガールとして、夏の青空とか幕間とかの演出もよいです（青臭いところも含めて）。でもですね、どうして風呂と水浴びのサービスシーンにイラストがないのか！？ラノベ営業のお約束じゃないの？サムソンまでソロで絵があるのにｗ2011/01/19
