内容説明
老中から勘定奉行、御庭番、定火消、奥医師、同心、与力…。江戸幕府260年におよぶ天下泰平は、あらゆる分野に配置された役人組織が支えていた、なかには、城内で魚や野菜を仕込む賄頭や、大奥で豆まきをする留守居など、侍らしからぬ役職も。さらに、出張先で芝居見物や接待に興じる奉行がいたり、今でもありそうな話に興味はつきない。知ればなるほど!江戸の役人事情。
目次
江戸の役人事情
将軍を支える官僚たち
幕府の財政を握る
江戸の安全を守る
役得たっぷりの役人たち
将軍を警固する
江戸城の日常を支える
この道ひと筋の専門家集団
地方支配の役人たち
役人の手助けをする町人
幕末につくられた役職
著者等紹介
中江克己[ナカエカツミ]
函館生まれ。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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