内容説明
ビジネスマンとしていちばん大事な心がけは、人に愛されることである―。“経営の神様”と称された松下幸之助は、仕事・社会・人生をどう捉えていたのだろうか?本書は、稀代の指導者の下で28年間、直接薫陶を受けた元PHP研究所・顧問が、数々の問答から厳選した40のエピソードを紹介。「部下にやる気を出させる聞き方とは?」など、すべての企業人必読の一冊。
目次
第1章 仕事で成長するために(ひと言で言う;掃除の大切さ ほか)
第2章 部下を育てるために(部下にやる気を出させる聞き方;鞭打つの誠意 ほか)
第3章 会社を成長させるために(心に残る手紙;“商人”とは ほか)
第4章 社会に貢献するために(何が正しいか;夢とビジョンの人 ほか)
第5章 より良い人生のために(運の強い人;毎日が真剣勝負 ほか)
著者等紹介
岩井虔[イワイケン]
1936年1月25日、満州ハルピン生まれ。千葉県、徳島県で育つ。1958年、京都大学教育学部卒業ののち、松下電器産業株式会社(現・パナソニック株式会社)に入社。1961年、株式会社PHP研究所へ出向し、研究、編集、国際、研修部門を担当する。1992年、同研究所専務取締役・研修局長を経て、1997年に退任。同研究所顧問を経て、現在、同研究所客員。PHP研究所の所長であった松下幸之助に、28年間直接薫陶を受けつつ職務を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おがっぴ
2
松下幸之助を礼賛する内容。 偉大な経営者の挿話に終始。2017/09/12
おかポン
1
松下幸之助さんの下で働いてきた著者がその日々伝えられたことや感じたことを記した一冊。松下幸之助さんご自身の著作も良いが、その薫陶を受けた方からの視点で書かれた著作もまた良いと思った。読みやすいです。2022/10/05
高嶋 真也
1
松下の経営理念の伝道師の方の本。 初めの「ひと言で言う」からツボにはまり、特に第一章は目から鱗でした。 折を見て読み返したい本です。2015/11/27
亜門
1
★★★★上司の勧めで一時借用しました。所々に私にとって必要なキーとなるエッセンスが散りばめられていました。岩井さんの文章も分かり易く、松下幸之助さんのファンになりました。2015/11/11
元メロンパン屋
0
松下幸之助さんの人柄や生き方、考え方が分かりやすく書かれてる。解説も嫌みにならない程度に書かれているので読みやすかった。2012/11/18