出版社内容情報
生きる力が湧いてくるニーチェの哲学を解説。
ニーチェの名作『ツァラトゥストラ』を、哲学初心者にわかりやすく解説。物事の本質を見極め、現実に立ち向かう勇気が湧いてくる一冊。
ニーチェの代表作『ツァラトゥストラかく語りき』は、発刊されて1世紀以上経った今でも読み継がれています。
▼それは「よく生きるとはどういうことか」という、誰もが考えるテーマを扱っているから。
▼本書は、大学教授である著者がニーチェの世界に入り込み、その感動や教訓を平易な言葉で実況中継する一冊。
▼読んだ瞬間からあなたの人生観が大きく変わります!
▼『ニーチェ・賢い大人になる哲学』を改題。
●はじめに ――文庫化にあたって
●
[ 1]ニーチェの『ツァラトゥストラかく語りき』
●
[ 2]気前のいい太陽
●
[ 3]人間――動物から超人へとわたる橋
●
[ 4]おしまいの人間
●
[ 5]新しい教師
●
[ 6]駱駝から獅子へ、さらに幼な子へ
●
[ 7]精神は身体のはたらき
●
[ 8]理想家と不平屋
●
[ 9]戦士の羞じらい
●
[10]友情とは何か
●
[11]隣人愛から遠人愛へ
●
[12]自分自身を浪費する
●
[13]師と弟子
●
[14]同情をこえた高み
●
[15]平等の説教者にもの申す
●
[16]力への意志
●
[17]ものやわらかな力の美しさ
●
[18]究極の救いへ
●
[19]重力という魔物
●
[20]永遠回帰の考え方
●
[21]時間の環
●
[22]超人誕生のイメージ
●
[23]偶然の足で踊る
●
[24]偶然のちゃんこ鍋
[25]ツァラトゥストラの猿
●
[26]脱落者を追うな
●
[27]神は一人ではない
●
[28]仮面をつける知恵
●
[29]健康な我欲
●
[30]それぞれの「道」
●
[31]新しい貴族
●
[32]消化のよい精神
●
[33]広大無辺の魂
●
[34]倒れるものを、さらに突け
●
[35]よく見てから斬る
●
[36]悦ばしき知識(ゲイ・サイエンス)
●
[37]永遠回帰を悟る
●
[38]よろこびの永遠回帰
●
[39]ツァラトゥストラの歌
内容説明
ニーチェの代表作『ツァラトゥストラかく語りき』は、発刊されて1世紀以上経った今でも読み継がれています。それは「よく生きるとはどういうことか」という、誰もが考えるテーマを扱っているから。本書は、大学教授である著者がニーチェの世界に入り込み、その感動や教訓を平易な言葉で実況中継する一冊。
目次
ニーチェの『ツァラトゥストラかく語りき』
気前のいい太陽―他人の幸福を心から祝うことができる
人間 動物から超人へとわたる橋―自己保存ではなく、自己克服を勧める
おしまいの人間―小賢しい人々が、用心深く、長生きする時代
新しい教師―「自分自身に従う」ことを教える
駱駝から獅子へ、さらに幼な子へ―真面目に服従し、激しく反抗し、ついには無心に遊びはじめる
精神は身体のはたらき―身体の声に耳を傾けよう
理想家と不平屋―挫折したときこそ、人間が試される
戦士の羞じらい―ライバルは互いに愛情を隠す
友情とは何か―専制君主では友をもてない、奴隷では友になれない〔ほか〕
著者等紹介
宮原浩二郎[ミヤハラコウジロウ]
1956年生まれ。関西学院大学教授。最近では、個人の生き方だけでなく、人と人の交わりからなる社会の生き方を「社会美学」の観点から研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。