出版社内容情報
戦国武将20人を取り上げ、男振りを再評価!
明智光秀は「いい男」! 織田信長は「ダメ男」!? ベテラン女流歴史作家が、戦国武将20人をときにやさしく、ときに辛口でズバリ論評。
乱世に勇名を馳せた戦国武将たち。彼らが一角の人物であったことは史実が物語るとおりである。だが、女性から見て魅力的かどうかはまた別だ。
▼たとえば、尾張の小領主から天下人へと昇りつめた織田信長と、その寵臣でありながら「本能寺の変」で謀叛を企てた明智光秀だが、信長はダメ男で、光秀はいい男と著者は評する。「天下布武」「鉄砲の実戦導入」など、明確な将来図と斬新な戦略で覇望達成の目前まで迫った信長だが、頂点に立つ者としての人徳はというとどうだろうか。一方、光秀は「逆臣」の汚名を背負ってきたものの、今日でも菩提が連綿と弔われるなど、「善政の智将」であったことが裏づけられる。
▼本書は、信長・秀吉・家康をはじめ、人気の武田信玄や伊達政宗など、代表的な戦国武将20人を厳選。
▼ベテラン女流歴史作家が、各々の事跡・逸話をふまえ、「いい男」「ダメ男」の理由をズバリ指摘するユニークな歴史読み物である。
▼文庫書き下ろし。
●はじめに
●一、明智光秀 ――戦国最大のミステリー「本能寺の変」の主役
●二、浅倉義景 ――「乱世のユートピア」に生まれた名家の五代目
●三、石田三成 ――「天下分け目の戦い」に挑んだ豊臣政権文治派のトップ
●四、上杉謙信 ――生涯不敗を誇った「毘沙門天」の化身
●五、織田信長 ――「天下布武」を唱えた戦国のカリスマ
●六、斎藤道三 ――下克上で一国一城の主となった「戦国の梟雄」
●七、佐々成政 ――鉄砲働きで信長の快進撃を助けた「黒母衣衆の筆頭」
●八、真田幸村 ――信念のために大坂夏の陣で散華した「悲劇のヒーロー」
●九、柴田勝家 ――「豪勇無双」と謳われた歴戦の猛者
●十、武田信玄 ――「風林火山」の旗の下、戦国最強と呼ばれた「甲斐の虎」
●十一、竹中半兵衛重治 ――秀吉の大出世を可能ならしめた「戦国きっての名参謀」
●十二、伊達政宗 ――「独眼竜」の異名を馳せ、天下取りの野望に燃えた東北の雄
●十三、徳川家康 ――徳川二百六十年、磐石の礎を築いた「忍」の天下人
●十四、豊臣秀吉 ――百姓から天下人へと昇りつめた「戦国一の出世頭」
●十五、直江兼続 ――「義」と「愛」に生き、米沢再興を果たした「文武兼備の智将」
●十六、前田利家 ――乱世を生き抜いた加賀一〇〇万石の「外様大大名」
●十七、柳生石舟斎宗厳 ――小領主から剣で身を立てた「剣聖柳生の始祖」
●十八、山内一豊 ――妻との二人三脚で三人の天下人に使えた「初代土佐藩主」
●十九、山本勘助 ――信玄の片腕として無敵の甲州軍団を支えた「隻眼跛行の名軍師」
●二十、結城秀康 ――二人の天下人の狭間で数奇な運命を生きた「越前松平家の祖」
内容説明
乱世に勇名を馳せた戦国武将たち。彼らが一角の人物であったことは史実が物語るとおりである。だが、女性から見て魅力的かどうかはまた別だ。本書は、信長・秀吉・家康の天下人をはじめ、人気の武田信玄や伊達政宗など、代表的な戦国武将20人を厳選。ベテラン女流歴史作家が、各々の事跡・逸話をふまえ、「いい男」「ダメ男」の理由をズバリ指摘するユニークな歴史読み物である。
目次
明智光秀―戦国最大のミステリー「本能寺の変」の主役
朝倉義景―「乱世のユートピア」に生まれた名家の五代目
石田三成―「天下分け目の戦い」に挑んだ豊臣政権文治派のトップ
上杉謙信―生涯不敗を誇った「毘沙門天」の化身
織田信長―「天下布武」を唱えた戦国のカリスマ
斎藤道三―下克上で一国一城の主となった「戦国の梟雄」
佐々成政―鉄砲働きで信長の快進撃を助けた「黒母衣衆の筆頭」
真田幸村―信念のために大坂夏の陣で散華した「悲劇のヒーロー」
柴田勝家―「豪勇無双」と謳われた歴戦の猛者
武田信玄―「風林火山」の旗の下、戦国最強と呼ばれた「甲斐の虎」〔ほか〕
著者等紹介
中島道子[ナカジマミチコ]
福井県坂井市三国町に生まれる。実践女子大学国文科卒業。日本ペンクラブ会員。明智光秀公顕彰会副会長(大津市)。福井工業大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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