内容説明
文明と芸術の起源を探る。アメリカの知を代表するD.J.ブアスティンの超大作。上巻は、ブッダ、ホメロスからダ・ヴィンチ、ミケランジェロまで。
目次
プロローグ 天地創造の謎(始まりのない世界;創造主としての神)
第1部 創造者としての人間(石の力;画像・彫像のもつ力;不滅の言葉)
第2部 世界を再創造する(この世ならぬもの、彼岸的なるもの;人間喜劇―合成された作品;職人から芸術家へ)
著者等紹介
ブアスティン,ダニエル・J.[ブアスティン,ダニエルJ.][Boorstin,Daniel J.]
1914年、アメリカ、ジョージア州アトランタ生まれ。ハーヴァード大学卒業後、渡英、オックスフォード大学ベイリオル・カレッジで法律学を学ぶ。1937年、イェール大学に入り、翌年、法学博士号を取得。44年にシカゴ大学の教授となり、25年にわたってアメリカ史を講じる。また、客員教授として、ローマ大学、京都大学、プエルトリコ大学、ジュネーブ大学など世界各地に赴任。69年、ワシントンDCにあるスミソニアン博物館の歴史・技術館の館長になり、75年には世界最大の図書館、アメリカ議会図書館の館長に就任、その後、名誉館長となり、89年には全米図書賞特別功労賞を受賞した。その著『大発見』は、科学史協会のワトソン・デービス賞を受賞し、世界13カ国語に訳されている。三部作『アメリカ人』はピューリッツァー賞をはじめバンクロフト賞、パークマン賞、デクスター賞を受賞
立原宏要[タチハラヒロモト]
1934年11月20日、茨城県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒。1995年まで旭川大学経済学部教授、現在は翻訳家
伊藤紀子[イトウノリコ]
1939年、高知県生まれ。津田塾大学英文科卒。アジア国会議員連合事務局翻訳者、読売新聞社「The Daily Yomiuri」記者等を経て、翻訳活動にはいる
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感想・レビュー
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白義
Hiroshi Tabayashi