内容説明
時代の流れを大きく変えた幕末の風雲児・坂本龍馬。その波瀾の人生を、さまざまな角度から描いた傑作短篇を集めた一冊である。盟友・中岡慎太郎の視点で薩長同盟と龍馬をとらえた童門冬二の「戦いの美学」、見廻組の今井信郎に着目して近江屋での暗殺事件の真相に迫った新宮正春の「坂本龍馬の眉間」、剣士としての側面に光をあてた戸部新十郎の「桂小五郎と坂本竜馬」など、七篇を収録。
著者等紹介
細谷正充[ホソヤマサミツ]
文芸評論家。1963年生まれ。時代小説、ミステリーなどのエンターテインメントを対象に、評論・執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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