出版社内容情報
歌舞伎に登場する人物の由来や性格がわかる本。
登場人物の由来や性格を知れば、歌舞伎はもっと楽しくなる! 日本を代表する古典芸能・歌舞伎に登場するキャラクター達を紹介した本。
千変万化する人間の内面を巧みに描き出し、江戸時代から庶民に親しまれてきた伝統芸能「歌舞伎」。登場人物たちの絢爛豪華な衣裳と特徴ある人格や性格は多くの観客を魅了し、たくさんの人気キャラクターたちを生み出してきた。
▼本書は、究極の男伊達から無垢なお姫様、毒婦、極悪人まで、伝統的キャラクターたちにスポットをあて紹介した人物雑学である。
▼歌舞伎の新たな魅力を発見できる一冊。
●はじめに ……荒俣 宏
●歌舞伎とキャラクター ……坂東玉三郎
●第一章 美しき女形の巻
●第二章 伝説の人物と二枚目の巻
●第三章 恋と人情、正義の巻
●第四章 悪党と毒婦、暴れ者の巻
●第五章 魔術師と妖怪変化の巻
●演目索引
●人名索引
内容説明
千変万化する人間の内面を巧みに投影し、江戸時代から庶民に親しまれてきた伝統芸能「歌舞伎」。登場人物たちの絢爛豪華な衣裳と特徴ある人格や性格は多くの観客を魅了し、たくさんの人気キャラクターたちを生み出してきた。本書は、究極の男伊達から無垢なお姫様、毒婦、極悪人まで、伝統的キャラクターたちにスポットをあて紹介した人物雑学である。歌舞伎の新たな魅力を発見できる一冊。
目次
第1章 美しき女形の巻(八重垣姫;雪姫 ほか)
第2章 伝説の人物と二枚目の巻(助六;曾我兄弟(十郎祐成・五郎時致) ほか)
第3章 恋と人情、正義の巻(お三輪;お七 ほか)
第4章 悪党と毒婦、暴れ者の巻(仁木弾正;滝夜叉姫 ほか)
第5章 魔術師と妖怪変化の巻(鳴神上人;玉藻前 ほか)
著者等紹介
荒俣宏[アラマタヒロシ]
慶應義塾大学法学部卒業後、日魯漁業(現・(株)マルハニチロホールディングス)に入社。コンピューター・プログラマーとして10年間のサラリーマン生活をおくる。その間、紀田順一郎氏らと、雑誌「幻想と怪奇」を発行。英米の幻想文学などを翻訳しつつ、評論も展開。独立後は翻訳、小説、博物学、神秘学などジャンルを越えた執筆活動を続け、その著書、訳書は300冊に及ぶ。代表作に350万部を越える大ベストセラーとなった『帝都物語』(全6巻、角川書店、日本SF大賞受賞)、古今の生き物に対する博物学の集大成といえる大著『世界大博物図鑑』(全7巻、平凡社、サントリー学芸賞受賞)などがある。平成13年(2001年)開催の「インターネット博覧会」で編集長を、また平成17年(2005年)には愛知万博「グローバルハウス」のナビゲーターを務める。平成20年より「名古屋開府400年祭」ゼネラルプロデューサー
いまいかおる[イマイカオル]
東京生まれ。下町育ち。ヒロ書房から4コママンガでデビュー。少女雑誌などに、もっぱらギャグマンガを掲載する。が、ある日突然、幼少時から好きだった歌舞伎を題材にしたマンガを描き始めて、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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