PHP文庫
名将名城伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569672427
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0120

出版社内容情報

戦国の象徴、「城」をめぐる栄枯盛衰の物語。

「城」を築くのが男子の本懐だった戦国時代、城には名将たちの壮絶なドラマが秘められていた。権力の象徴、城をめぐる栄枯盛衰の物語。

己の城を築くのが“男子の本懐”だった戦国時代、名将たちは如何なる思いを込めて自らの威容を誇ったのか?

▼本書は、乱世にその名を刻んだ男たちが「一国一城の主」に上り詰めるまでの壮絶な生き様や激闘、そして城が消えゆくまでの秘められたドラマを歴史小説の第一人者が説き明かす。

▼「信長が空中に描いた『繁栄の幻』安土城」「全山を要塞化した毛利元就の本拠・吉田郡山城」「武田信玄が巨大な城を築かなかったのは?」「長篠城を救った鳥居強右衛門の勇気」「中仙道を扼する稲葉山城で次々と入れ代わる主」「安土城の両翼の一つを占めた天下第二の名城、坂本城」「不落の要塞、石山本願寺が灰燼に帰したのは?」「奥州仕置きを命じられた家康が、伊達政宗のためにつくった岩出山城」「秀吉の普請好きと不安が、大坂城を巨大にした」など、権力の象徴――城をめぐる栄枯盛衰の物語。

▼本書を読めば、全国の城を訪ねて歩きたくなること間違いなしの一冊だ。

●序章 信長、秀吉、家康の城 
●第一章 斎藤道三と岐阜城 
●第二章 武田信玄と躑躅が崎館 
●第三章 毛利元就と吉田郡山城 
●第四章 顕如光佐と石山本願寺城 
●第五章 別所長治と播磨三木城 
●第六章 奥平信昌と長篠城 
●第七章 明智光秀と坂本城 
●第八章 秋月種実と古処山城 
●第九章 伊達政宗と岩出山城 
●第十章 直江兼続と米沢城 
●第十一章 島津義弘と鹿児島(鶴丸)城 
●第十二章 豊臣秀吉と大坂城 

内容説明

己の城を築くのが“男子の本懐”だった戦国時代、名将たちは城にどんな思いを込めて自らの威容を誇ったのか?本書は、乱世に名を刻んだ男たちが「一国一城の主」に上り詰めるまでの壮絶な生き様や、城が消えゆくまでの秘められたドラマを説き明かす。「信長が空中に描いた『繁栄の幻』安土城」「全山を要塞化した毛利元就の本拠・吉田郡山城」など、権力の象徴―城をめぐる栄枯盛衰の物語。

目次

信長、秀吉、家康の城
斎藤道三と岐阜城
武田信玄と躑躅が崎館
毛利元就と吉田郡山城
顕如光佐と石山本願寺城
別所長治と播磨三木城
奥平信昌と長篠城
明智光秀と坂本城
秋月種実と古処山城
伊達政宗と岩出山城
直江兼続と米沢城
島津義弘と鹿児島(鶴丸)城
豊臣秀吉と大坂城

著者等紹介

津本陽[ツモトヨウ]
1929年、和歌山市生まれ。東北大学法学部卒業。サラリーマン生活を経て、小説家を志す。1978年、『深重の海』で直木賞受賞。1995年、『夢のまた夢』で吉川英治文学賞受賞。2005年、菊池寛賞受賞。1997年、紫綬褒章受章。2003年、旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

19
城よりも武将をメインに書いています。顕如の評価は意外でしたので印象に残りました。他は別所長治、秋月種実が面白かったです。2023/05/15

ゆうへい

2
興味深く読めました。中でも、秋月種実や別所長治といった武将を取り上げているのは、意外でした。 また、各章それぞれに簡潔なイラストが描かれていて、とても刺激になりました。文章も分かりやすく、しっかりまとまっていました。

YhayaC

0
★★2009/05/27

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