PHP文庫<br> 未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか

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未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 241p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569671307
  • NDC分類 159.7
  • Cコード C0130

出版社内容情報

志を抱いて生きることの重要さを解く人生論。

人生において「成功」は約束されていないが、「成長」は約束されている。その成長をうながすものは何かを説く、著者渾身のメッセージ。

本書のタイトルは、『未来を拓く君たちへ』である。しかし、本書を実際に一度手にとってみていただきたい。本書が、これから実社会に羽ばたこうとする大学生や、実社会で働き始めたばかりの若いビジネスパーソンたちだけではなく、働くすべての人々たちへのメッセージであることがわかるはずだ。

▼著者は本書で、人生を登山にたとえつつ、その頂に登り詰めるまでに、どのような登山をすれば、「悔いの無い人生」「満たされた人生」を送ることができるのかを、詩的な言葉で静かに語りかけている。そして、人生という山の登り方次第で、「香りある人生」を味わうこともでき、老いて悔いることのない、「大いなる人生」をその手に収めることもできるというのだ。

▼本書は、著者の深い思索の中から生まれた三部作『なぜ、働くのか』『仕事の報酬とは何か』『人生の成功とは何か』と、同一の線上にある、「どう生きるか」を真剣に考える手助けとなる作品なのである。

●序話 未来を拓く君たちへ 
●第一話 「悔いの無い人生」を生きるために 
●第二話 「満たされた人生」を生きるために 
●第三話 「香りある人生」を生きるために 
●第四話 「大いなる人生」を生きるために 
●第五話 「成長し続ける人生」を生きるために 
●終話 なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか 
●謝辞  

内容説明

人生という登山。頂上への道標は無く、その道は険しい。しかし、自ら道を拓き、遥かな頂を目指すとき、我々は人間としての素晴らしい成長を遂げることができる。では、登山口に立つ若者は、何を思い定めるべきか。いま、山道を登り続ける壮年は、若者に何を語るべきか。そして、登山の終わりを迎える老境は、自らの人生を、どう振り返るべきか。すべての人々に贈る、著者渾身のメッセージ。

目次

序話 未来を拓く君たちへ
第1話 「悔いの無い人生」を生きるために
第2話 「満たされた人生」を生きるために
第3話 「香りある人生」を生きるために
第4話 「大いなる人生」を生きるために
第5話 「成長し続ける人生」を生きるために
終話 なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか

著者等紹介

田坂広志[タサカヒロシ]
1951年生まれ。1974年、東京大学工学部卒業。1981年、東京大学大学院修了。工学博士。同年民間企業入社。1987年、米国のシンクタンク・バテル記念研究所の客員研究員を務める。1990年、日本総合研究所の設立に参画。事業企画部長、取締役・創発戦略センター所長等を歴任。現在、日本総合研究所フェロー。2000年4月、多摩大学大学院教授に就任。「社会起業家論」を開講し、社会起業家の育成に取り組んでいる。2000年6月、シンクタンク・ソフィアバンクを設立。代表に就任。2001年より、コミュニティ、「未来からの風フォーラム」を主宰。2003年7月、「社会起業家フォーラム」を設立。代表に就任。2005年、Japan Societyより、社会起業家フォーラムの代表として、“US‐Japan Innovators”に選ばれる。2008年、ダボス会議を主催する世界経済フォーラムの国際アドバイザリー・ボード、The Global Agenda Councilのメンバーに選ばれ、世界の社会起業家への提言を行っている。現在、上記の活動に加え、社外取締役や顧問として、様々な企業の「社会的企業」への進化を提言するとともに、「社会起業家と社会的企業」、「新たな時代の生き方と働き方」などをテーマに、世界各地での出版、講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

24
読むタイミングが良かった。ニーチェの影響が大きい。あまり本を読まない人にはストレスの少ない文章が並んでいる。でももっと短くできるとも思う。これも一つの考え方なので、違う考えを持ってもありだと思う。2017/02/10

える

10
会社の課題図書。付箋付けながら読んでも1時間半もあれば十分読み終えれるくらいスカスカ。内容は当たり前だと感じるものが多かったですが、その当たり前が大事で、しっかりと「志」を持って生きないといけないと改めて感じた。ただ、4章はスケールが大きすぎて理解できなかった。2015/08/22

Gotoran

6
定期購読中のメルマガにて、「永劫回帰」(F.ニーチェ)の解説で、本書が紹介、再読に供した。若者のみならず、現在の大人も、自身の生き方、在り方を問い直すことができる、著者の強い思いがこもった一冊。一度しかない人生、一度しかない今日一日、今ここを、当たりまえの日々に感謝を込めて生きていくために。今回の気付き;「永劫回帰」「ノブレス・オブリージュ」「一隅を照らす、これ国の宝なり」(最澄)「実存は本質に先立つ」(サルトル)「人生の意味」(V.E.フランクル) 「ツァラトゥストラはこう語った」も紐解きたい。2011/10/15

Gotoran

6
若い人向けに、田坂広志氏が書いた人生訓、すなわち、「志」を持っていきることの大切さ。人はとかく現実の忙しさに意識を奪われ、「志」を忘れてしまいがちである。決して若者向けではない、全ての人向けである。短時間で読めるが、行間をかみ締め何度でも読むことにより、深い洞察が得られる。2010/12/14

KJ

5
初めての田坂広志氏の本。もしかすると内容が薄いと感じてしまう人もいるのではないか?寝る前にこの本を読んだ翌日、何故か気持ち良く心地良い気分で出社している自分がいました。これから何度も読み返し、その度に僕の心に染み込んでいく、そんな1冊です。本を読んだという感じはなく、心に語りかけてくれる、そんな1冊です。著者の他の本も読んでみようと思います。2014/03/24

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