出版社内容情報
志を抱いて生きることの重要さを解く人生論。
人生において「成功」は約束されていないが、「成長」は約束されている。その成長をうながすものは何かを説く、著者渾身のメッセージ。
本書のタイトルは、『未来を拓く君たちへ』である。しかし、本書を実際に一度手にとってみていただきたい。本書が、これから実社会に羽ばたこうとする大学生や、実社会で働き始めたばかりの若いビジネスパーソンたちだけではなく、働くすべての人々たちへのメッセージであることがわかるはずだ。
▼著者は本書で、人生を登山にたとえつつ、その頂に登り詰めるまでに、どのような登山をすれば、「悔いの無い人生」「満たされた人生」を送ることができるのかを、詩的な言葉で静かに語りかけている。そして、人生という山の登り方次第で、「香りある人生」を味わうこともでき、老いて悔いることのない、「大いなる人生」をその手に収めることもできるというのだ。
▼本書は、著者の深い思索の中から生まれた三部作『なぜ、働くのか』『仕事の報酬とは何か』『人生の成功とは何か』と、同一の線上にある、「どう生きるか」を真剣に考える手助けとなる作品なのである。
●序話 未来を拓く君たちへ
●第一話 「悔いの無い人生」を生きるために
●第二話 「満たされた人生」を生きるために
●第三話 「香りある人生」を生きるために
●第四話 「大いなる人生」を生きるために
●第五話 「成長し続ける人生」を生きるために
●終話 なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか
●謝辞
内容説明
人生という登山。頂上への道標は無く、その道は険しい。しかし、自ら道を拓き、遥かな頂を目指すとき、我々は人間としての素晴らしい成長を遂げることができる。では、登山口に立つ若者は、何を思い定めるべきか。いま、山道を登り続ける壮年は、若者に何を語るべきか。そして、登山の終わりを迎える老境は、自らの人生を、どう振り返るべきか。すべての人々に贈る、著者渾身のメッセージ。
目次
序話 未来を拓く君たちへ
第1話 「悔いの無い人生」を生きるために
第2話 「満たされた人生」を生きるために
第3話 「香りある人生」を生きるために
第4話 「大いなる人生」を生きるために
第5話 「成長し続ける人生」を生きるために
終話 なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか
著者等紹介
田坂広志[タサカヒロシ]
1951年生まれ。1974年、東京大学工学部卒業。1981年、東京大学大学院修了。工学博士。同年民間企業入社。1987年、米国のシンクタンク・バテル記念研究所の客員研究員を務める。1990年、日本総合研究所の設立に参画。事業企画部長、取締役・創発戦略センター所長等を歴任。現在、日本総合研究所フェロー。2000年4月、多摩大学大学院教授に就任。「社会起業家論」を開講し、社会起業家の育成に取り組んでいる。2000年6月、シンクタンク・ソフィアバンクを設立。代表に就任。2001年より、コミュニティ、「未来からの風フォーラム」を主宰。2003年7月、「社会起業家フォーラム」を設立。代表に就任。2005年、Japan Societyより、社会起業家フォーラムの代表として、“US‐Japan Innovators”に選ばれる。2008年、ダボス会議を主催する世界経済フォーラムの国際アドバイザリー・ボード、The Global Agenda Councilのメンバーに選ばれ、世界の社会起業家への提言を行っている。現在、上記の活動に加え、社外取締役や顧問として、様々な企業の「社会的企業」への進化を提言するとともに、「社会起業家と社会的企業」、「新たな時代の生き方と働き方」などをテーマに、世界各地での出版、講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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