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PHP文庫
古今東西「奇想建築」ミステリー―チチェン・イッツァ、ピサの斜塔から東京駅まで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569671260
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0152

出版社内容情報

聖家族教会など世界の不思議建築の謎を解く。

傾いたままの状態を保ち続けるピサの斜塔、いまだ完成しないガウディの聖家族教会……。「世界の不思議建築」に隠された謎を解き明かす。

世界には、「奇想建築」と呼ばれ、有名な観光スポットになっている建物がいくつもある。たとえば、アンコール・ワットやチチェン・イッツァ、マチュ・ピチュのような古代遺跡。ピサの斜塔や故宮、エカテリーナ宮殿…。誰もが聞いたことのある建物ばかりだ。そしてそれは、海外にかぎったことではない。日光東照宮、出雲大社、旧首相官邸など、わたしたちの住むこの日本にも、不思議な建築物がたくさんある。なにげなく利用する東京駅にも、わたしたちの知らない事実があった。これらの建物は、なぜ「奇想建築」と呼ばれるのか。それは、その建物に謎が隠されているからである。古代遺跡に現代技術をも凌駕する高度な技術が使われていたり、キリスト教の聖堂に異教野デザインが使われていたり、そもそも制作者がわからなかったり…本書を読めば、現地に行って、実物を見て確認したくなる。有名建築に隠された意外な事実を解き明かしていく、「奇想建築」案内書。

●1章 建築物に刻まれた謎のメッセージを読み解く 
●2章 現代技術をも凌駕するハイテク技術の仕組みに迫る 
●3章 神秘に満ちた奇想建築の全容を追う 
●4章 建築物に秘められた巨匠たちの思惑を探る 
●5章 あの有名建築の意外な事実を解き明かす

内容説明

ヤマ文明のチチェン・イッツァというピラミッド。この古代の遺跡から、当時の人々が現代の技術でもたちうちできない高度な天文学的知識をもっていたことがわかった。遺跡に限らず、世界には様々な「謎」をもった有名な建築物がいくつもある。ケルン大聖堂、モン・サン・ミッシェル…さらには東京駅まで。本書は、その謎を解きつつ、建築に隠されたメッセージを読み解く奇想建築案内である。

目次

1章 建築物に刻まれた謎のメッセージを読み解く(アミアン大聖堂(フランス)―キリスト教の大聖堂に、なぜ異教のデザインが存在するのか?
カレル橋(チェコ)―橋塔の屋根の下に刻まれた神秘的な回文の意味とは? ほか)
2章 現代技術をも凌駕するハイテク技術の仕組みに迫る(チチェン・イッツァ(メキシコ)―段数は三六五段!階段状ピラミッドは暦にもとづいて造られた!?
ブリハディーシュワラ寺院(インド)―約八〇トンもの石を、いったいどうやって頂上に載せたのか? ほか)
3章 神秘に満ちた奇想建築物の全容を追う(円通三匝堂(日本)―夢にヒントを得て造られた?巻貝のような構造のユニークな堂
サン・ミシェル・デギュイーユ礼拝堂(フランス)―円錐形の奇岩とその上に立つ礼拝堂の秘めたら関係とは? ほか)
4章 建築物に秘められた巨匠たちの思惑を探る(ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂(ロンシャンの教会)―なぜル・コルビュジエは「直線」から「曲線」へと作風を変えたのか?
カンピドリオ広場(イタリア)―ルネサンスの天才芸術家が描いた不可解な幾何学模様の意味とは? ほか)
5章 あの有名建築物の意外な事実を解き明かす(帝国ホテル(日本)―ライトの設計図はオリジナルではない?真の設計者は日本人だった!!
国立科学博物館日本館(日本)―制作年は作者が死んだ二年後!?ステンドグラスの本当の作者は誰? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kamonegi

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建築物のエピソードとしてはよく知られた物が多いが、入門書としては肩がこらず楽しめる。写真が無い物は実物を見てみたいという誘惑にかられる。2009/08/16

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