出版社内容情報
三国最強武将の雄々しくも儚い人生を描く。
三国志最強の武将、呂布。赤兎馬に跨(またが)り方天画戟を自在に操る豪勇ぶりに天下の諸侯は恐怖した。その雄々しくも儚い人生を描いた力作長編。
鬼神の如き戦闘力を有し、天下無双の豪傑と呼ばれた呂布。その強さは尋常ではなく、劉備・関羽・張飛の3人が束になってかかっても敵わないほど圧倒的だった。
▼また、二度までも養父を裏切り、隙あらば敵の領土に襲い掛かる狡猾さも併せ持っていた。もとは一本気で無骨な男が、名馬・赤兎と最強武器・方天戟を自在に操り、戦国乱世をのしあがっていく様を雄渾なタッチで描く力作。
▼文庫書き下ろし。
●第一章 狼子は万里の長城に立つ
●第二章 首都洛陽は紅蓮の炎に滅す
●第三章 裏切りの地に麝香が香る
●第四章 虎牢館に血の雨が降る
●第五章 長安日暮れて楽女が舞う
●第六章 天空に暴君の醜首をさらす
●第七章 闇に人間蝋燭の種火が灯る
●第八章 血風の中原に餓狼が吼える
●第九章 大草原に奔馬が奔る
●あとがき
●「呂布」関係年表
●主な参考文献
内容説明
鬼神の如き戦闘力を有し、天下無双の豪傑と呼ばれた呂布。その強さは尋常ではなく、劉備・関羽・張飛の3人が束になってかかっても敵わないほど圧倒的だった。また、二度までも養父を裏切り、隙あらば敵の領土に襲い掛かる狡猾さも併せ持っていた。もとは一本気で無骨な男が、名馬・赤兎と最強武器・方天戟を自在に操り、戦国乱世をのしあがっていく様を遊渾なタッチで描く力作。
著者等紹介
加野厚志[カノアツシ]
1945年、旧満州国大連生まれ。日本大学文理学部中退。以後、港湾労務、ドアボーイ、漫才師などの職を変転。29歳の秋、「天国の番人」で第47回オール讀物新人賞を受賞。NHK教育テレビの“若い広場”で司会をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKETOM
スー
黒猫
santiago
sababanana