内容説明
松下電器の創業者である松下幸之助は、資金も学問も身寄りもなく、しかも病弱。「徒手空拳」ですらなく、マイナスからの出発であった。にもかかわらず、いかにして成功を収める事ができたのか?本書は波瀾に満ちた94年の生涯で語られた“人生をひらく言葉”を軸に、松下幸之助の信条や経営観、人間としての喜びを解説した。「勝てばよし」がまかり通る今日、「なぜ生きるのか」を問う人生の書である。
目次
第1章 夢―夢ほどすばらしいものはない(夢ほどすばらしいものはない;最善の上にも最善がある ほか)
第2章 勇気―人間は無限の力を持っている(人間は無限の力を持っている;諸君は“社員稼業”の社長である ほか)
第3章 素直―天国はいたるところにある(天馬空を往く;日本は太平洋に浮かぶ宝船 ほか)
第4章 縁―縁あることはありがたい(挨拶は毎日の暮らしの潤滑油;運と愛敬がない人間はあきまへん ほか)
第5章 感謝―仕入先も道行く人もみなお得意先(世の中にぼろいことはない;お得意先の仕入係になる ほか)
著者等紹介
谷口全平[タニグチゼンペイ]
PHP総合研究所研究顧問。1940年、京都市に生まれる。64年、慶應義塾大学経済学部を卒業。同年、松下電器に入社し、PHP総合研究所に出向。月刊誌『PHP』『Voice』の編集、国際版『英文PHP』の創刊、書籍の編集などに携わる。出版部長、『PHP』編集長を経て、83年、研究本部に移籍、松下幸之助所長を中心としたPHP理念研究会に出席。また、その経営観、人生観、社会観等をまとめる作業を行なう。第一研究本部、社会活動本部担当取締役を経て、現職。その間、93年2月に完結した『松下幸之助発言集』(全45巻)の編纂を、また94年にオープンした松下資料館展示コーナー「松下幸之助経営の道」の総合プロデュースも行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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K3
pure honor
わかぞう
K3